開催年月日 | 2009年2月27日(金)14:00~15:05 |
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開催場所 | 株式会社釣りビジョン(東京都新宿区西新宿三丁目9番19号) |
出席者 | ■番組審議委員:7名中6名出席 松井義侑、(島野容三代理)島津孝一、服部善郎、倉垣友彦、來田仁成、鈴木康友 (欠席 水口憲哉)敬称略 ■(株)釣りビジョン:8名出席 有澤僚、中島實、武笠徹、佐藤静雄、池上浩之、野口哲雄、高橋和義、岩崎信夫 |
議案 | 「当社に寄せられた番組の批判指摘意見について」 |
審議 | 上記の議案に関して審議を実施した。審議内容については以降の通り。 |
- 当社
- 開始宣言 14:00
- 当社
- ホームページ等を通じて視聴者の方から番組に対するたくさんの意見を頂戴しておりますが、今回はそのうち批判や指摘の意見をご覧いただき、その対応等を審議いただければと思っております。
お手元の資料には、1年間の視聴者からの意見のうち該当する意見をほぼ全件用意しました。それら意見に該当する番組ビデオをご覧いただき各々説明をさせていただきます。
該当する番組ビデオを見ながらの解説(当社制作担当より解説) - ---
- タイトル:該当する批判指摘内容
- ■ BIG BITE:立ち込みの際にライフジャケットを着用していない。
- ■ LURE FREAK:カメラ(アイリスの調整)が下手。
- ■ MEGA COMPLEX:一度はずれたルアー(スピナーベイト)が、後の場面で魚の口にフックしていた。
- ■ 気分はMEGANORI!:出演アングラーの品位が疑われる。スラングを連呼している。
- ■ サタン島田~日本記録への挑戦:ネスト釣りを放送することはよろしくない。
- ■ 伝心伝承:出演アングラーの言葉使いがよくない。
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- 当社
- 主な批判指摘意見は以上となりますが、これらに対しての対応を審議いただきたい。
- 委員
- (伝心伝承)磯師にとってはあたりまえの言葉使いだが。
- 委員
- (BIGBITE)ライフジャケットについては問題ないと思う。
- 委員
- 意見としては受け止めていく必要はあると思うが、現状の会社の適用ルールでいいと思う。
- 委員
- (BIGBITE)ライフジャケットについては映像を見た限りには特に問題ない。
指摘意見の背景には日釣振等各団体の啓蒙活動の影響があるのではないか? - 委員
- 海釣りでのライフジャケットの全着用は理解できるが、渓流等の釣りについてはライフジャケットがそぐわない現状があることは理解してほしい。
- 当社
- 当社取材の場合、海では全て、川でもボートの場合必ずライフジャケットを着用して行っている。
- 当社
- 今回(BIGBITE)の指摘以外に釣りルールについてのクレームは1つもなかった。
- 委員
- 釣りビジョンの現状の線引きでいいと思う。
- 委員
- 好き嫌いでクレームをいれられるケースもあるので気にしすぎず番組制作するという考えも必要。
- 委員
- (MEGA COMPLEX)当社取材と共同して(演出が必要な写真撮影を行う)雑誌取材を行われていたために起こった事実であり、当社が意図的に演出をしたわけではないという説明は理解できる。
ただ当社の場合テレビ番組であるから、ルアーをかけなおす(または、そう思われる編集)というのはやらせと思われるので今後は注意して欲しい(やめたほうがいい)。 - 当社
- 雑誌との共同取材だとよくある事実ではあるが今後注意します。
- 当社
- 共同取材の場合、共同取材相手の事情により、当社意向に沿わないことがおきる可能性があるので極力行わないようにしているし、今後も行わない予定である。
- 委員
- (サタン島田~日本記録への挑戦)ネストの釣りはどうする?
- 当社
- 島田氏については「池原ダムのネストでの釣りを行う」というご本人のスタイル・考えを尊重したうえでの番組制作であって、当社自身が意図的にネストの釣りをクローズアップしているということではない。釣り師の釣り方を尊重して取材をしているだけである。
- 当社
- 島田氏以外ではネストの釣りを取材していない事実あり。
- 委員
- それであれば特に問題はないと思う。
- 委員
- たくさんの方からの意見を頂戴している事実を目の当たりにすると、改めてたくさんの方々が熱心に視聴している事実をうれしく思う。
その一方で初心者、中級者の方々に支持されるような釣り番組を作っていく必要があると思う。 - 当社
- 初心者むけの番組に対しては指摘意見というのはほとんどないが、上級者向けの番組には批判や指摘が多い傾向がある。
新たに初心者番組の企画をねっているところで、今後増やしていくつもりである。 - 委員
- ビギナー向けの番組もいいですね。初心者が上達するための番組を作ってください。
- 委員
- 釣り人口の底辺拡大が必要というのが重要だと思う。ビギナーを取り込めるような番組は必要。
- 委員
- それに、女性の釣り人口がふえるような番組を増やしたほうがいい。
- 委員
- シーバス釣りが活発でよく釣れているのだが、番組としては扱っているのか、今後は取り扱っていくのか。
- 当社
- シーバス番組はあるのですが、釣りルール上制約がおおいのであまり(人気の程には)番組化ができていません。
釣り禁止場所ということでいえば、放送番組においてはコンプライアンスを厳密化していますので。 - 委員
- 番組に対する比較的悪い意見をみせてもらったが、釣りビジョンに対しての視聴者意見の全体像はどうだったのだろうか
- 当社
- 良い意見を寄せてくださるケースはまれなので総評は難しいが、わざわざ当社に意見を寄せていただける視聴者は番組を良く見ていただいている方で、大変な釣りビジョンファンだという心象を持っています。
- 当社
- 総括させていただきますと、今回審議いただいた「番組に対する批判や指摘意見」については、個々の意見に耳を傾け真摯に受け止める必要はあるが特段問題視して改めるべき点はなく、現行通り釣りビジョンの自主ルールに準じた番組制作方針や演出方法、釣りルールで進めていく。
また多くの熱心な視聴者に答えていく番組づくりとともに、ビギナー・女性に対しても受け入れられる番組づくりを進めていく。といった内容で相違ございませんでしょうか? - 全員
- 異議ありません。がんばってよい番組を作ってください。
終了時間 15:05
以上