第21回「釣りビジョン」番組審議委員会 議事録
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開催年月日
2012年2月9日(木)14:00~15:55
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開催場所
株式会社釣りビジョン(東京都新宿区西新宿三丁目9番19号)
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出席者
番組審議委員:8名出席
- 松井義侑
- 來田仁成
- 横溝弘史
- 安藤栄信
- 鈴木康友
- 山田邦子
- 鎌田孝史(新任)
- 岡田順三(新任)
ご欠席:工藤貴史(敬称略)
(株)釣りビジョン:12名出席
- 有澤僚
- 中島實
- 武笠徹
- 佐藤静雄
- 池上浩之
- 濱田充良
- 野口哲雄
- 高橋和義
- 吉田 諭
- 江守麻理香
- 岩崎信夫
- 宮崎涼子
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議案
はじめに 新任委員ご紹介
(1) 番組に対するご意見(クレーム)について
(2) 放射能汚染と釣りについて
(3) ブラックバスのリリースについて
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審議
上記の議案に関して審議を実施した。審議内容については以降の通り。
当社 : 開会宣言 13:00
- 当社
- はじめに、番組審議委員会にご就任された新任委員のご紹介をさせていただきます。
岡田順三様、鎌田孝史様に新たに番組審議委員に加わっていただき、専門的知見から、当社番組運営へのご意見を頂戴したく、ご紹介させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
【議案1 番組に対するご意見(クレーム)について】
- 当社
- それでは、2011年6月24日~2012年2月8日までに弊社に対して視聴者の方々より多々頂戴しているご意見について、該当映像を交え個別に審議頂きたいと思います。
- 当社
- はじめに、「バスGallery/まっつんのBass Life Amidas」の中で、アミダくじをしながらバス釣りを行っていく番組の企画に対し、出演者への罰ゲームなど内容が稚拙すぎる、というご意見について審議願います
- 委員
- 演出なのであれば、これで良い気がする。
- 委員
- トータルの中では、こういった番組があっても良いと思う。お子様や初心者の方が楽しむ為にも、バラエティ番組があるのは理解できるが、面白さの内容をもう少し工夫する必要があるのではないか。
- 当社
- 今のご意見で宜しいでしょうか。
- 委員
- はい。
- 当社
- 次に、「SUGOIアワー」の中で、「オカッパリまでして釣りしたくない」など、出演者の不愉快な発言が多い、というご意見について審議願います。
- 当社
- 番組内では、演出上この出演者の方に「怒りん坊」というキャラクター設定をしている為、あえて粗野な言動を演じている部分があります。
- 委員
- あまりシーンに関係のない、独り言のようなコメントは要らないかもしれない。
- 当社
- はい、要らないと思います。
- 委員
- やりたくない釣りを、嫌いなのにやる必要はないと思う。
- 当社
- 嫌いなのではなく、本人達はバスプロなので、仕事として釣りをしています。という意味合いで、先程の発言が出たのだと思います。
- 委員
- 「オカッパリまでして釣りしたくない」という出演者は、要らないのではないか。
- 委員
- そう言っても、最後には楽しかった、などの発言があれば良いのだけど。嫌がることを放送する理由はないのではないか。
- 委員
- 釣りビジョンといえば、バス番組とよく言われるが、バスが良くて他の魚はダメだという風に、会社全体が思っているように受け止られたらいけないと思う。それは編集の段階で調整できることだから、気をつけて欲しい。
- 委員
- 演出というのはわかるが、不愉快と受け止められてしまうような言動は、編集の段階で調整できると思うので、気をつけてほしい。
- 当社
- 本来この出演者の方は、本当に釣りが好きな方で、バス以外の釣りもされます。自分でキャラクターを作ってしまっているという所がありますので、今後修正してきたいと思います。
- 当社
- 次は、「黒鯛・東京湾STYLE#25」の中で、ボートの所有者に迷惑を掛けることはいけないと言いながら、船際で釣るのはいかがなものか?というご意見について審議願います。
- 委員
- 上手だなと思って観ていました。自分だったら嬉しいと思う。でも、傷つけたりしてはいけませんから、やっぱり船の近くはいけないのでしょうね。
- 委員
- 良くやったなぁと思いますけど。
- 委員
- 実際はまずいですよね。私はまずいと思う。港では色々な関係者がいらっしゃるので、誤解されるようなシーンはあまり映してほしくない。
- 委員
- 船の所有者の方に“ごめんなさい”など発言はあれば良かったかもしれません。
- 当社
- 今後、このような誤解を招く表現は気をつけてまいります。
- 当社
- 次に、「D:z SALT#22」の中で、魚を地面で引きずる上げる行為に対して、魚を大事にしていないのではないか?というご意見について審議願います。
- 当社
- ロケ地は磯で、非常に浅く、たも網が入れられるような場所でもなく、そのまま釣り上げてしまったというのが真相です。
- 委員
- このシーンで、魚を引きずったことのになるのでしょうか?
- 委員
- ちょっと後ろにいるだけの話のような気がする。濡れたくないのでは?
- 当社
- 濡れたくない訳ではなく、絶対ばらしたくないという気持ちからだったと思います。
- 委員
- 実際釣りをしているとこういう場面もあるとは思うが、もう少し海に立ち込めば魚を引きずるという印象をあたえることもなかったのではないか。
- 当社
- 今後は、魚の扱い方やその見せ方には注意してまいります。
- 当社
- 次に、「D:z SALT#27」において、釣れない番組を流すのはよくない、というご指摘について審議願います。
- 当社
- 過去にこちらの出演者の方では2回程、ノーフィッシュの番組を放送した経緯があります。この番組では、2日間のロケで結果を出すというもので、その中で結果を出せるかどうかということをお見せしています。釣れなくても視聴者と同じ目線に立って、ノーフィッシュで終わったとしても、やり切ったことを、お伝えしていく番組になっています。視聴者の方には納得いかない方もいらっしゃいますが、逆にリアルだと言って頂ける視聴者も多いです。
- 委員
- ロケは釣れないと困りますよね。釣れなくても釣りですから、本当はこうですよ、という何か映像があるべきですけど。
- 当社
- 番組によっては、過去このような魚が釣れたけれど、この時期の結果はこうでしたと伝える場合もあります。
- 委員
- 番組は、絶対釣れなければいけないのでしょうか?釣れない時もありますからね。
- 委員
- 過去の素材がないのでは?
- 当社
- あります。
- 委員
- そうであれば、過去のシーンを挟めば良かったと思う。
- 委員
- 真実味のある番組作りをしています。
- 委員
- 最初から、この番組は釣れなくてもお楽しみくださいと伝え、それが楽しく観ていただければ良いのではないか。
- 当社
- 大多数の方には、そのように観ていただいています。
- 委員
- 釣り番組イコール釣れる、というイメージが視聴者の方にはあるから仕方がないかもしれないが、他の放送局でも釣れないで終わる番組が出てきている。
- 委員
- そしたら、そのままで良いのではないでしょうか。
- 当社
- それでは引き続き、釣れない番組も放送していくというスタンスで行ってまいります。
- 当社
- 次に、「戦慄!釣り場の心霊スポット」において、釣り専門チャンネルで心霊など不愉快な番組は止めて欲しい、というご意見について審議願います。
- 当社
- この番組は、釣り場の心霊スポットが面白いのではないか、という企画からここ2~3年放送していますが、初めてお叱りのご意見を頂戴しました。
- 当社
- この放送は、レギュラー番組ではなく編成の調整番組として、いつもの釣りビジョンではない番組が観られるという特徴があります。
- 委員
- 面白くて良いのではないか?釣りの仲間うちでも、こういった話は良く聞きます。
- 委員
- ひとつのバラエティという意味では良いのかもしれない。釣りビジョンの番組に求める釣り人にはコアな方が多いので、ミスマッチかもしれませんが、私はとても良いと思う。
- 委員
- もっと、釣りと上手く関連づけていくことが出来ると良いかもしれない。
- 当社
- 企画内容を精査し、今年も是非やらせていただきたいと思います。
- 当社
- 次に、「シーバスキャンプ」の中で、ルアーを川に捨て許せる行為ではないというご意見に対し、捨てた事実はないのですが、このご意見に対してご審議願います。
- 委員
- 糸がついていますよね。
- 委員
- 捨てていないように見えるが、誤解を招く表現にならないようにしてほしい。
- 当社
- 次に、「シーバスキャンプ」の中で、なぜ魚を手で掴まないのか?というご意見について審議願います。
- 当社
- 現在、ソルトのアングラーの方々は、フィッシュグリップというものを使って魚を見せることが多くなっています。手に怪我をさせないようにという意味合いもあり、魚に愛情がないわけではありません。
- 委員
- 手で掴むよりは、魚にとっては良いはずである。
- 委員
- 人間と魚の体温が違うので、手で掴むと魚がヤケドするので気をつけたほうが良い。
- 委員
- フィッシュグリップの使用は、魚に配慮した方法であることを、テロップなどで繰り返しアナウンスしていく必要があると思う。
- 委員
- シーバスは特に暴れるので、手で持たない方がよい。
- 当社
- 今後、魚の為に良いことだという理解で参ります。
- 当社
- 次に、「楽釣楽磯宣言」において、出演者の言葉遣いが酷いというご意見について、審議願います。
- 当社
- ご指摘いただいているのは、この「めちゃめちゃおるやん、アホ」という部分だと思います。
- 委員
- 楽しいじゃないですか。言いがちだと思うが、厳しいご意見ですね。
- 委員
- 年中このような発言なのか?
- 当社
- そういう訳ではありません。
- 委員
- 今の「アホ」は大阪の人間からしても、気にするほどのものではない。
- 委員
- 本当の意味での「アホ」ではありませんからね。
- 委員
- あまり気にするものではないのではないか。
- 委員
- 色々な人が観ているので、丁寧な言葉でやりましょう。
- 当社
- 次に、「Run&Gun SALT 大阪湾五目ゲーム」において、出演者が釣りビジョンのロケがあるので、知人にポイントで釣りをしないで欲しいと連絡してしまったり、釣りをしている方に竿をしまってくれとメールをしてしまったり、テレビはそんなに傲慢なのかというクレームについて、弊社の対応を審議願います。現在、クレームを入れた本人とメーカー様は和解していますが、ご本人は許されていないということで、テスターとしての活動を休止中です。尚、釣りビジョンとしては、その場所でロケをした場面は使いませんでした。
- 委員
- このようなことをしたら、アングラーとして致命的だと思う。
- 当社
- 釣りは、先行者がいるのが前提ですから、自分のポイントで精一杯やることが釣りであると思います。
- 委員
- よくあるトラブルなので、気をつけたほうがいい。
- 当社
- 他の出演者の方にも、くれぐれもこのような事が無いようにしていきたいと思います。
- 当社
- 次に「五畳半の狼」の中で、視聴者の方が当番組のステッカーを公共物に貼り付けていたものに対し、番組MCが「ありがとう」と言ってしまい、公共物へのシールの貼り付けを助長するような発言をした件について、ご意見を頂いた方へ丁重にメールにて不適切であった旨をお詫びし、今後の注意を促すよう対応しました。
- 委員
- はい、今後気をつけてください。
- 当社
- 次に、「SUGOIアワー#127」の中で、出演者がポートの操船中に「二日酔い」と公言し、視聴者の方から二日酔いでボートの操船は良いのか?とのクレームが来ました。実際は二日酔いではなかったのですが、流れで発言してしまい、HP上で謝罪コメントと本人からの謝罪コメントを掲載いたしました。
- 当社
- これを受け、アルコール検出器を購入しています。今後、都度出演者の方にボートに乗る前に検査をしていただく必要があるでしょうか。
- 委員
- 必要ありませんが、敢えてこのような発言をするのは編集で調整する必要があると思う。
- 委員
- 冗談でも、このようなコメントは良くないと思う。
- 委員
- キャラクターに固執しているのではないか。
- 当社
- 他にご審議されたい内容はございますか?
- 委員
- 有料放送でCMが入っていることに対するクレームがあり、前から話題になっていたが、視聴者からの理解を得ることはできないのか?
- 当社
- 難しいとは思いますが、現有料放送の中で、CMを放送していない放送局はほとんどありません。弊社でも放送免許の申請の通りCM放送を行っていますが、全体の中でも非常に少ない割合で行っています。
- 委員
- 視聴者の理解が進むことを期待します。
- 当社
- 以上で、番組に対するご意見についての審議を終わりにします。
【議案2 放射能汚染と釣りについて】
- 当社
- 放射能汚染と釣りについて、放射線数値が日々公表されている中、海や川の魚は安全なのかという問題が生じてくると思っています。今現在、弊社での対応は、放射能の影響で釣りが出来ない場所については、過去のリピート番組も含めて放送を自粛します。安全で再開した場所などには、CM等で応援して告知するようにしています。今後、このような対応にしたいと思いますがいかがでしょうか。
- 委員
- 日本釣工業会でも何か対応していますか?
- 委員
- データを取得したり、情報は集めていますが、これと言った手は中々ない。また、海の状況は変わってしまうので、対応しづらいのが現状です。
- 当社
- 提携先の船宿とは連絡を密にとって、どういう影響があるか具体的に把握していきます。
- 委員
- 安全を優先しなければなりません。
- 当社
- はい。釣り業界全体として、取り組んでいかなければならないと思っています。
【議案3 ブラックバスのリリースについて】
- 当社
- ブラックバスのリリースについて、社内で様々な議論をしている中、リリース禁止の場所では取材を一切していませんし、リリース可能な場所での取材では、リリースシーンはカットしています。国内でリリースが許可されている場所は多くありますが、リリースの是非に対する認識は様々なのが現状です。海外では、リリースすることが当たり前になっているので、海外番組からリリースシーンを放送していくというプロセスを踏み、視聴者の理解を深めていきたいと考えていますが、いかがでしょうか?
- 委員
- リリースシーンは出すべきです。
- 委員
- 海外では食べることも文化になっている。
- 当社
- 国内のバス釣りでも、リリースすることをポリシーとされている方もいるので、ご相談しながら国内番組でも検討していきたい。
- 委員
- 是非とも進めてください。
- 当社
- それでは、ブラックバスのリリースについては、海外でのリリースシーンの放送から始め、釣り人の理解を深めて行きたいと思います。
- 当社
- 本日の議案は以上となります。
今後も色々とご意見いただきたくお願いいたします。以上で番組審議委員会を終了いたします。
終了時間 15:55
以上