第34回「釣りビジョン」番組審議委員会 議事録
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開催年月日
2019年3月27日(水)13:30~
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開催場所
株式会社釣りビジョン(東京都新宿区西新宿三丁目9番19号 イマス西新宿第二ビル3階 TEL 03-3373-0753)
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出席者
番組審議委員:8名出席
- 岡田順三(JGFA名誉会長)
- 川上賢治(水産庁資源管理部漁業調整課沿岸・遊魚室 釣人専門官)
- 工藤貴史(東京海洋大学准教授)
- 小松智昭(一般社団法人 日本釣用品工業会 専務理事)
- 鈴木康友(株式会社つり人社 代表取締役社長)
- 松井義侑(公益財団法人日本釣振興会 名誉顧問)
- 山田邦子(タレント)
- 横溝弘史(経営コンサルタント)
ご欠席:來田仁成(敬称略、50音順)
オブザーバー:2名出席
- 飯島正宏(東京湾遊漁船業協同組合 理事長)
- 藤井正雄(一般社団法人日本マリン事業協会振興 室長)
(敬称略、50音順)
(株)釣りビジョン役職員
- 橋本太郎(代表取締役会長兼社長)
- 嶋村安高(取締役)
- 大泉正史(制作部長)
- 池上浩之(制作部担当部長)
- 小野貴晃(制作部担当部長)
- 吉田 諭(編成制作管理部長)
- 佐藤静雄(営業部担当部長
- 野口哲雄(番組考査G)
- 岩崎信夫(管理部長)
- 山本健次(事務局)
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議案
番組に対する視聴者のご意見(クレーム)について
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審議
上記の議案に関して審議を実施した。審議内容については以降の通り。
当社 : 開会宣言 13:30
【議案 番組に対する視聴者のご意見(クレーム)について】
- 当社
- 2018年7月から2019年2月までに届きました視聴者からのご意見に基づいて、該当映像をご覧いただきながら個別に審議願います。なお、以前の番組審議委員会で審議したもの、視聴者の好き嫌いによるご意見については割愛させていただきます。
- 当社
- アジング番組でロケを行った愛媛県田部漁港が、その後に釣り禁止になった件で配慮が足りてないのではという指摘をいただいています。しかしながら番組内ではテロップはもちろん、ナレーションでも漁港名には触れておりません。その後、調べを進めたところ関西の民放釣り番組で紹介されており、漁港名が表記されていたようです。
- 委員
- 放送するとレストランでも、どこでも混んじゃうんですよね。だけど応援してくださいというところがあったり、番組作る時はいつも困りますね。どっちとも言えないですけど。
- 当社
- 渓流や漁港の名前を番組内で、その場所を特定できる表記をしてしまうと、そこに人が集中してしまう事象が想定されますので、控えています。
- 委員
- いつからですか?ずっとどこでやっているか分からないように全部の番組をやっていたのですか?
- 当社
- 本当はお客様に有益となる情報としましてはお伝えしたいのですが、テレビの影響というところでは、集中してその場所をつぶしてしまう可能性がありますので…
- 委員
- いつも番組見てても分からないの。例えば温泉などを旅番組でも言えないというのもおかしいですよね?
- 当社
- やっぱりその旅館とレストランと違いまして、釣り場所というのは人が集中すると環境が荒れてしまうことが過去にあったため控えています。
- 委員
- 釣りの禁止地区ではないんでしょ?
- 当社
- 禁止地区ではないです。今回のこの件は釣りビジョンの番組では漁港が特定できないよう編集を行っていた。その後、調べたところ地上波の釣り番組が同じ場所でロケを行いまして、その際に漁港名が分かるようにつくっていた。結果としてこの漁港が禁止となってしまったという現状がございます。
- 委員
- 漁港には謝ったのですか。
- 当社
- はい。地区の漁協の方には。電話にて
- 委員
- それ以上にやることはないでしょうし。今後もロケの場合はどこか分からないように、何県というのだけ分かるようにお願いします。
- 当社
- たとえば公に霞ヶ浦とか大きな、みなさんの知っているところは出しています。小さい河川だとかこういった漁港だとかというのは気遣ってまいります。
- 委員
- 雑誌とかはどうなっているのですか?雑誌だって穴場情報だとか知りたいからその雑誌を買うわけでしょ?
- 委員
- 雑誌の場合は渓流も鮎も一切全部を分かるように書いた。むしろ紹介する場所が少ないと集中するので、どんどん紹介する。その結果は集中しなくなる。ただテレビと雑誌の規模が違う。読者しか見ていないから数が違いますよね。そういう差があると思う。
- 当社
- こちらの番組は現在リピート放送を控えています。
- 委員
- もったいないですね、ワクワクするようないい画が撮れているのに。
- 当社
- そうですね、49センチの大型アジが釣れていますし。こういう事例がありますので、毎年リピート放送をする際には必ずロケで行った場所が現在釣り禁止になっていないかどうかの確認をしたうえでリピート放送を編成のほうで判断して放送を行っています。
- 委員
- それしかないですね。そして謝るというか、場所の方が嫌な思いをしていないか、確かめるしかないですね。
- 当社
- 地元の方への配慮をしながら、今後も継続できるように配慮しながら取り組んでいくことが重要と常日頃から認識し番組制作していきます。
- 当社
- 『Make!?』というバス番組内で出演者が「倉敷川に来なくていい」という発言をしたことに対しどういう事だ?というご指摘をいただいています。
- 当社
- 彼は岡山県倉敷川が地元でホームなんですが、過去に番組で2回ほど厳しい冬の倉敷川をどう攻略するかというテーマでロケを行っています。今回は3度目の正直で良い結果につながり、本人のコメントの雰囲気から伝わるように、決して倉敷川が嫌いということではなく今回ミッション達成してもう充分だという気持ちを表現したコメントだったと思うのですが…
- 委員
- 番組を全部見て分かっている人は当然だけど、テレビでこのシーンだけみるという可能性も結構ありますよね。あそこだけつけてパッとみたら、ん…という人もいるかなと。表現がちょっと強すぎたのかな。
- 委員
- これはシリーズですか?
- 当社
- はい。
- 委員
- また登場するんですよね。その時、謝ったらいいのではないでしょうか。気持ちはわかりますよね。もう一回倉敷でやるとかね。
- 当社
- 次は、船釣りの番組で魚がかかった竿を人に渡したり、他の人が魚をかけた竿を途中から奪ったという指摘について審議願います。
- 当社
- 補足しますと2人いる出演者のうち一人の方が釣れていなかったので、魚がかかった竿を渡しているシーンとなります。二つ目は他の方がかけた竿をやり取りのさなかに受取り釣り上げた形。演出で「人の魚を…」というナレーションがあったり。釣り上げた魚が大きかったという点も影響していると思います。
- 委員
- やりがちですよね。二手に分かれるというか、必ず最後まで自分でかかったら上げたいという人と、この船に乗っている人は全員がチームなんだからみんなでっていう考えの人って結構いて、私なんかは女性だしエサをつけてくれようとする人もいたし…たまにいやになっちゃう時もあるんですけど。
逆に魚がかかったからと渡されることも多々あるんですね。だから、どっちなんでしょうね。見ている人はイヤだったんでしょうけどね。楽しいっちゃ楽しいですけどね。
すごい見事に大きいタチウオでしたもんね。全員でいい画がとれたらうれしい気もしますが。 - 当社
- 主演者のでしゃばりが鼻につきましたという意見もあるんですが…
- 委員
- いい人な感じの人に見えますけどね。
- 当社
- この番組のテイストでもあり、そこまで不快感は無いと思うのですが。
- 委員
- 悪い感じはしなかった。いいんじゃないでしょうかね。
- 当社
- ありがとうございます。
- 当社
- 続いては船釣りの番組内で船長がライフジャケットを前後逆につけているというご指摘です。
- 当社
- スタッフに気づいてほしかったとありますが、これに関しては弁解の余地はございません。事前のプレビュー、編集を含め、甘かったと申し訳なく思っております。
- 当社
- 次は番組タイトル「なんでそんなに釣れるん!?八代目タイラバで大奮闘!」についてご指摘を受けました。お客様はたくさんの魚が釣れることをこのタイトルから想像して御覧なっていただいたことが想定できます。ところが番組のなかでは本人たちは魚が釣れず、どこが大奮闘なんだというご指摘だと思われます。
「なんでそんなに釣れるん」というのは、乗り合いの他のお客さまが釣ったことへの出演者目線の気持ちを表現したところで少し語弊があったことが想像されます。 - 当社
- お怒りでしょう。そう思って見てきた人はね。
- 委員
- クレームって3つぐらいのタイプがあって、真と善と美とあって、真実か真実じゃないかというレベル、良いか悪いかというレベル、好きか嫌いかというレベルがあるんですね。これは真の問題なんですね、本当か嘘かということですよね。
このタイトルで見ると、嘘じゃないかとそういう怒りですよね。そこは正しくやるということが重要だと思いますよね。もっといえば、本当は釣れてないのに、釣れましたみたいなのがよくないわけですよね。これはタイトルが内容と正誤性がとれていない、嘘じゃないかという、ひとつの文句としては、分かる文句だと僕は思います。 - 当社
- 一部スポーツ誌の見出しで、大きく見出しがドンとあって「か?」という表現もありますが…
- 委員
- 番組のタイトルを見て見るというわけですよね。それは売り文句をみて商品を買うとほとんど一緒の行動ですよね。だからそういう意味でこれ見たけど、だまされたというのは結構分かりやすい不快感かなと思います。
- 当社
- 今回、ディレクターも貧果をカバーしようという気持ちが作用したんじゃないかなと。そこで少し真実との乖離みたいな部分がタイトルに表現されてしまったのかなと判断しています。なので今ご指摘があったように今後はそれが真実として伝わるようにタイトル等つけていきたいと思います。
- 当社
- 次はバスフィッシングの番組でヒットした際にルアーがゴミに引っ掛かってバラシてしまった際にゴミを回収しなかった点についてのご指摘です。
- 当社
- このご指摘はごもっともと判断しておりまして、本来であればかかったごみ袋を回収するべきでした。この件以外にもゴミの扱いに関するご指摘が続いております。
最近ゴミ問題のご指摘が多く寄せられる傾向がございますので、我々釣りビジョンとしても番組の中で、ゴミの映りこみを含め、ゴミというものをより一層留意して番組づくり取り組んでいかなくてはならないなと、この傾向から感じております。
そういうことがなくなれば、さきほどの漁港も釣り禁止になることもないのかもしれません。
- 当社
- 続いてもゴミの扱いについてのご指摘です。ルアーを結び余ったラインをカットしそのまま捨てているのではないかという内容です。
- 当社
- このあとこの出演者がものすごく激しいパフォーマンスをするんですね、たぶん本人はそのことを頭の中で考えすぎて切ったラインへの扱いがちょっとぞんざいになっていたんだと思われます。番組づくりでゴミに留意するという事はこういうシーンもおろそかにすることなく意識していかなくてはいけないと感じています。
- 委員
- これハサミで切った状態で端っこをポケットに入れることは物理的にはできるのですかね。飛んじゃうんでしょ?
- 当社
- ラインの端を掴んで切れば可能です。
- 委員
- 反対を持って切れば、こうやって入れることができるのですね。
- 当社
- ここ最近は出演者の方々もすごく意識をされていて、極力切ったラインを分かりやすくポケットに入れてくれたりしています。
- 委員
- プロの方々に極力啓蒙して、そうしてくださいとお願いすべきですね。
- 当社
- 次は女性出演者についてのご指摘です。複数の方から言動や行動、付け爪などが釣りに不向きではとの指摘をいただいています。
- 委員
- この子に対するコメントが連続してきていますね。
- 当社
- そうなんです。マニュキアや付け爪についてのご指摘なのですが、彼女自身はモデル業もやっております。とはいえテレビですのでジャラジャラしているものはやめてという方向では言っていますが、現場のスタッフも注意が足りなかったかなと反省しております。出演者は変わりませんが、今回4月以降リニューアルに合わせて演出側のディレクターも交代して出直そうと考えております。
- 当社
- ディレクター交代に補足させていただきますと、やはり出演者の女性とディレクターとの関係性のなかに強くそのつけ爪、ネイルをやめろとはっきり本来伝えるべきが、これまでの担当者はそれが少しできていなかった面がございましたので、担当を変えることで事前の確認も含め、対応できる担当者に交代しました。
- 当社
- 次は2018年10月にスタートした『釣りステ会議』について頂いた意見です。
肯定的なご意見と否定的なご意見、こういった指摘は常にあるものなんですけど、このスタジオ番組は来月(4月)新たにタイトルも変えまして新しい番組(釣りうぇ~ぶ)をスタートする予定です。 - 委員
- 司会に対するクレームみたいなのがいくつかありますけど、過去の司会者と比べてどうなんですか?
- 当社
- クレームは非常に少ないのですが、金髪なので見た目が派手なんですかね。今は髪の毛を黒く染めまして、見た目にも変わってきています。
- 当社
- 前身番組は10年近く続いていたのですが、視聴者の方からすると、この番組に対するアンチというよりは、以前の出演者に対する思い入れを含めてのご意見という部分もあると思います。
- 当社
- この『釣りうぇ~ぶ』という番組なんですけど、各メーカーさんのタックルを紹介するコーナーと、この釣り業界のさまざまなトピックスを各コーナーで、ご紹介していく構成を考えております。なので、『釣りうぇ~ぶ』のコーナーなかでもゴミ問題も取り扱っていくことをプランとして考えています。
- 当社
- 日釣工、日釣振をはじめ業界関係のみなさんの広報的なお手伝いをさせていただけたらと考えております。
- 当社
- 船のヒラメ釣りを取り上げた番組でアタリのシーンにおける竿先など、一番見たいシーンが収められてないのでは?というご指摘です。
- 当社
- お客様のおっしゃるとおりで、これは釣りビジョンとして非常に恥ずかしい番組の構成となっておりまして、言い訳をするわけではないのですけど、これまで釣りビジョンでは外部制作会社に番組制作委託を行ってきた経緯がございます。その一つが今の『東北つれつれ団』という番組ですけど、今後は社内で番組制作を行って参ります。釣り人の琴線からはずれるシーンはなくなってくると思います。
- 委員
- そうなって欲しいですね。
- 当社
- 続きましてはジギングの番組に出演している女性出演者の行動、言動に対して不快感を感じるというご指摘です。
- 委員
- これ普通ですよね?嫌なんですかね?かわいいじゃないですか。
- 委員
- これが、お蔵入りになるようなら結構辛いですよね。
- 当社
- この番組ですが、これまで2本ほど制作しておりまして視聴率も高かったです。また先日名古屋で開催されたイベント「キープキャスト」でも、この女性出演者がファンの方々に囲まれるほど、この番組を通じて人気がでているという報告を聞いております。
- 委員
- この人が嫌いなだけじゃないですか…
- 委員
- いいんじゃないですか。
- 当社
- よろしいですか、ありがとうございます。
- 当社
- 続きましてはソルトウォータールアーの番組出演者について、釣れないのは仕方ないが、言動があまりにも不愉快で、見ていて腹立たしかったというご指摘です。
- 当社
- ご覧いただいた出演者のコメントに対し、不快感を抱かれたかというところがポイントかなと思いますが。みなさんどう感じられたでしょうか。
- 委員
- なにか、嫌いだったのでしょうかね。そんなにイラっとは来ないですけどね。
- 当社
- それほどとは…思うのですけど、さきほどと同じく好き嫌いの部類に入るご意見なのかなと考えております。
- 当社
- サングラスかけたまま喋るというのがね、さっきの倉敷川もそうだけどサングラス外したら印象は違うよね。
- 当社
- 釣りをするところでは偏光グラスは必要なものですが、やっぱりカメラをみて、視聴者に向けて話しかける際にはサングラスを外すのは日本人的感覚からすると、その方が良いと、失礼がないのかなと、今後意識していきたいと思います。
- 当社
- 次は磯釣り番組の中での出演者コメントについて失礼ではないかというご指摘です。
- 当社
- この番組は磯竿の開発ストーリーを追ったもので、その中でド素人の方にまでテストをしてもらってるという発言がありまして、視聴者の方が「ド素人」呼ばわりされたとお叱りを受けました。
- 当社
- 出演者ご本人にも確認しましたが、工場のパートのおばさんにも使ってもらっているという感じでした。
- 委員
- なんかランクがあるんでしょうね。素人というのもいるんでしょうね。本当に初心者とか、分からない人にも「ド」という、私も言っちゃうんですけどね。「このド素人が!」というのはダメなんですけど、たぶん悪気がなく使っているんだと思います、「言葉が悪いんですけど」とちゃんとおっしゃってる。気を付けましょう。
- 当社
- 気を付けます。
- 当社
- 続きましてはフライフィッシングの番組で猿払川でイトウをターゲットにした番組についてご意見をいただきました。
- 当社
- このイトウという魚は希少でむやみにとることが出来ず、いろいろなご指摘があることは想定しながらものぞみました。今回、地元の方からご意見をいただきましたが、イトウ釣りは特別なモノではなく子供でも安全に気軽にできる大物釣り。釣具屋の人間がツアーを組み8人も大挙して釣りをされると周囲に迷惑、イトウを釣り上げて大騒ぎし過ぎなのでは、またレギュレーションやリリースの仕方など年に一度しか来ない釣り人から押し付けられたくはない。といったご指摘をいただいております。釣りビジョン内での反省としましては、ルールという言葉が番組内で使われており、釣りのメディアが自らルールを作るべきではないなと、ルールについて触れるというのはいいのですけど、ルールを直接的に表現するというのはないんじゃないかということを反省材料としましてその点につきましては今後、配慮していくという意味で、いい勉強になったと思っております。
このご指摘の内容に含まれている。8人で大挙して釣り場所を訪れたというご指摘に関しましては、実際に8人の出演者とスタッフで、移動はしておりましたが、番組内に移りこんでいる釣り人は一般の釣り人であって、釣りビジョンのスタッフが場所を占拠したという事実はないと担当のディレクターより確認をとっています。 - 委員
- イトウは大変むずかしいので、猿払は僕らも行きますが、ああいう場所ですよ、すごい河口でね。幾数の人が並んでいますから。別にああいう風景は不思議な話ではなくて、並んでいるうちの一人がやっとかかるかどうかくらいで、確率の釣りなんで。
本当に思入れの強い人がたくさんいますもんね。それと北海道にはガイドがいるんですよね、プロでやっている人が実質30人くらいいると思う。イトウ中心ですから、極端にいうとね。熊がいるんで、慣れてないとなかなか川に入れない。そこに釣具屋さんがお客さんを連れてくるというところに抵抗が確かにある。本当に一生懸命あそこで年中やっているガイドたちからすると、ツアーで釣具屋さんが何人も連れてきちゃうという不快感はあるんだと思います。それ以外にリリース方法はどうでもいいから放して欲しいという話はこの人が間違っていると思うので、やっぱり魚に気遣った番組内での紹介は正しいと思います。
ルールという言葉について、あれ実は、イトウを守る会の人とか釣り人の会だとかいろんな人がいらっしゃるんですよね。いろんな意見が常に戦わせてるんですね。シンポジウムも年中北海道でやってますので、その解釈の違いが随分あります。ルールというよりマナーの方が近いと思いますね。ルールを押し付けるのはマズイと思います、けどマナーとしては色々あるということをみなさんが提案されているので、そのとおりだと。僕はこれはいい話だと結論は思います。 - 当社
- テロップでルールと打たなくてもよかったのかな。
- 委員
- それはそうだよ、ルールはちょっと行き過ぎだよね。
- 当社
- 地元の人に上から押し付けるような印象を与えてしまったと反省しています。
- 委員
- そこはそうだと思います。でも全体のつくりとしては、イトウを大事にしましょうという話だからね。あんなに喜んでと言われても、そりゃイトウ釣ったら喜びますよ。本当に。リベンジに行ってても釣れないひとがほとんどなので、別にあれはおかしくないですよ。
- 委員
- だけど、この人がね8人のツアーを組んでいるということ書いているということは、番組内で何か言ったんじゃないですか?8人のツアーだという情報を。
- 委員
- 違う違う、この人が勘違いしている。
- 当社
- 食事のシーンなどで出演者とスタッフを数えれば8人ですね。ただ8人が同時に並んで場所を占拠するかたちで釣りは行っていないのです。
- 当社
- 一般の方が交ざって並んで映り込んでいるのが分からなくて、一緒にきて一緒にやったんだろうという。
- 委員
- あそこは文句言わないです、常にああいう感じでずらっと並んでいるから、間に入って出たり入ったりしてますから。
- 当社
- いまご指摘いただいたように、ガイドの方も現地の方に応援をお願いするという形のほうが、郷に入れば郷に従えじゃないけど、そこの地元のひとつの自然なかたちで溶け込めるのではと考えています。
- 委員
- それはそうだね。ガイドはみんなと顔見知りですごい気を遣ってもらえるし、その方がいいよ。
- 当社
- ありがとうございます。他何かございますでしょうか。
- 当社
- それでは以上で番組審議委員会を終わります。本日はありがとうございました。
終了時間 15:00
以上