境港総合技術高校は、水産・工業・福祉の専門科目を幅広く学習することができる専門高校。社会で即戦力となる資格も取得できると、注目を集めている。中でも〝海洋科〟は鳥取県では唯一となる学科。地元の漁業を支える人材育成を目指し、国内を長期航海できる実習船や最新の操船シミュレーターで、多くの船乗りを輩出している。

また、スマート教育の一環として、2023年に水中ドローンを導入。同年11月、美保湾沖で撮影に成功した〝沈船〟は大きな話題を呼んだ。番組では、当時の水中映像とともにその模様をたっぷりと紹介している。「学生がこんな映像を撮影できるんだ！」と正直、驚かされた。

⇒ 【釣りビジョンVOD】境港総合技術高校の学生が撮影した沈船の水中映像はこちらから

そんな偉大な先輩たちのバトンを引き継ぎ、今回、現役生（3年生）が水中ドローンでの撮影に挑戦することとなった。中心となるのは、ドローン班のムードメーカー的存在、長尾蓮斗さん。練習中も仲間たちに積極的に声掛けをし、スムーズな撮影ができるよう、日々励んできた。

そして、迎えた沈船調査日。果たしてどんな水中映像を撮ることができたのか！？もちろん、釣りビジョン撮影クルーも同船し、その一部始終をカメラに収めている。

今回、番組では〝釣り実習〟にも密着。「中海に生息する魚の生態調査」を行っている米子高専からの依頼で、釣った魚を高専に提供するのが目的である。実習は、中海でのオカッパリルアー釣り。ルアー釣りが得意だというムードメーカーの長尾さん、腕の見せどころだが果たして。

正直、こちらとしては〝釣り〟にはそこまで期待していなかったが、蓋を開けてびっくり！長尾さんをはじめ、学生たちが実に釣りがうまい！実習という限られた時間の中で、中海のポテンシャルを十二分に見せつける〝全員安打〟となった。

学生たちによる貴重な水中ドローン映像、また実釣の模様については、ぜひ番組をご覧ください。そして、番組を見て「私たちも番組に出たい！」という学生たちがいれば、釣りビジョンまでご連絡いただければと思う。

⇒ 【釣りビジョンVOD】貴重な沈船の水中映像はこちらから

⇒ 【番組出演】番組に出たいという学校関係者、また学生の方はこちらからお問い合わせください