弁天屋・神奈川県金沢八景
ビギナー大歓迎!『弁天屋』からアジ釣りに行こう!!
選べる3つのアジ釣りプラン!
現在、『弁天屋』のアジ乗合船は3つのプランで出船中だ。
■ショートアジ/出船7:30~沖上がり14:00 ※アンドンビシ130号
■午前LT(ライトタックル)アジ/出船7:15~沖上がり11:15 ※LTビシ30号
■午後LTアジ/出船12:30~沖上がり17:00 ※LTビシ30号
因みに、ショートアジは通常より1時間だけ短い夏季限定プラン。炎天下では船に乗るだけでも極端に体力を消耗する。1時間でも早く上がれば楽なので、現在このプランは大人気とか。
釣り方は全てオーソドックスなコマセ釣りだが、ショートアジとLTアジは使うビシの重さが違うので、タックルが全く変わるので注意。今回は130号ビシを使う「ショートアジ」プランに乗船した(仕掛け図参照)。餌はイカを食紅で染めた通称“赤タン”をメインに使うが、好みで青イソメ(1パック\200-)を併用するのも良い。舵を握るのは三上謙史郎船長。細やかな気遣いと丁寧な対応が素晴らしいイケメン船長だ。
釣り場は「猿島沖」
定刻の朝7:30に出船。八景島シーパラダイス脇を通り、航程20分程で目的地の猿島沖に到着。水深は46m前後。「はい、どうぞ!タナは下から1、2m上げてやってみて下さい」と言う船長の合図でスタート。思ったよりも潮の流れが速いのを確認した船長は、すぐさま「こんな潮の速い場合には、オマツリ防止のために、ちょこちょことサミング(スプールに指を当てて軽くブレーキを掛ける)をしながら仕掛けを落として下さいね」とアドバイス。確かにこの日は仕掛けが相当斜めに入る。勿論、船長の操船で、船は常に絶妙なベストポジションをキープしてくれてはいるのだが、オマツリと正確なタナ取りに少々難儀する状況だった。しかし、そんな中でもすぐに20cm級のアジがボツボツと顔を出した。開始僅か5分でダブルで上げた釣り人もいた。「ちょっと型が小さいね。でもすぐに顔が見られたのは良かったですね!」と船長もまずはひと安心。
船長の狙い通り!
その後もボツボツとアジは釣れるが、型も小さくパッとしないのを見兼ねた船長、9時丁度に船を移動させた。15分程周辺を回り群れを探していたが、今まで釣っていた猿島沖の少し沖目にポジションを取り直した。水深は45m。「これから更に潮が速くなってタナが取り難いかも知れませんが、タナが一番重要ですので頑張って!」と船長から細やかなアドバイス。そして、この場所が大当たり。釣れてくるアジがサイズアップ。それも全て30cm台の中~後半の大アジばかり!ここで船長推奨のアジ釣りの基本を動画にまとめたのでご覧あれ。
怒涛の“大アジ”連発!!
時計が10時を回っても、アジはバリバリと釣れ続いた。適度な潮の濁りもいいのだろう。“大アジ”のダブルを釣り上げた右舷ミヨシ(船首)の釣り人は「いや~朝はどうなるかと思ったけど…バッチリだね!」と笑顔で大満足。潮は相変わらず速く風も吹いてきたので、更に釣り難い状況になったが、船上は大アジの爆釣劇に活気付いていた。右舷胴の間(中央)の常連さんは、自作の長い“赤タン”で“大アジ”を連発。左舷胴の間の釣り人は3本の下バリだけ青イソメを付ける作戦で数を伸ばしていた。「こんな時は餌持ちも喰いも良いはず!」と、1つのハリに青イソメと赤タンをダブルで付ける人もいた。しかし、ここまで魚の喰いが良いとタナさえ合えばすぐに釣れる状況。基本的には仕掛けを海底まで落とし、コマセを振りながらハリスの長さプラス船長の指示ダナ分を巻き上げて待てば良い。アジは海底付近に群れるので、船長からの指示ダナは海底からほぼ1~2m上げた位置。あとは竿先がクンクン!と入って勝手に釣れてしまうのだ。
アジは好調キープ!
その後も終始“大アジ”が釣れ続き、沖上がりの14時を迎え終了となった。魚が全般に大きかったので各人のクーラーBOXはほとんど満タン。そしてこの時期、最高に旨い丸々と太ったゴマサバも交じり、皆十分過ぎる程のお土産を確保した。その後もアジは安定した成績が続いている。『弁天屋』は、沖釣りビギナーだってウエルカム!頼れる船長達をはじめ、優しい女将さんやスタッフが待っています。是非遊びに行ってみてはいかがだろう。
(鈴木 恭介)
今回利用した釣り船 |
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神奈川県金沢八景『弁天屋』 〒236-0027 神奈川県横浜市金沢区瀬戸2-22 TEL:045-701-9061 定休日:毎週木曜日 詳細情報(釣りビジョン) 弁天屋ホームページ |
出船データ |
乗船料金:8000円(餌・氷付き) 出船時間7時30分~沖上がり時間14時 貸し道具:2000円(ビシ&電動リール一式=貸出時に\3000-無事に返却されれば\1000-を返金)。 駐車場1日:500円 |