2024年05月01日公開
釣りビジョンの年末年始恒例のスペシャル番組といえば『鉄人釣技!フィッシングトライアスロン』である。人気、反響ともトップクラス。基本的には有料会員でないと視聴できないコンテンツだが、日頃の感謝の気持ちを込めて、このゴールデンウィーク、最新回が、動画配信サービス『釣りビジョンVOD』にて、登録なしでどなたでも見られるよう無料で開放されている。期間は5月1日(水)から5月7日(火)正午まで。というわけで、一足先に担当ディレクターの視点で見どころを解説していきたい。
『鉄人釣技!フィッシングトライアスロン』とは!?
ギリシャ語で数字の「3」を意味する「tri」(トライ)。そして「競技」を意味する「athlon」(アスロン)。この2つの言葉が組み合わさり生まれたのが、ご存じ究極の耐久レース「triathlon」(トライアスロン)である。これを釣りに落とし込んで企画された番組こそが『鉄人釣技!フィッシングトライアスロン』だ!釣りビジョンで活躍する人気出演者が一堂に会し、3種目の釣りで釣果を競うスペシャルチームバトルである。
年末年始恒例のスペシャル企画ということで、制作陣も気合いの入れようがちょっと違う。”フィッシングトライアスロン実行委員会”なるものが立ち上がり、夏場の7月から幾度となくミーティングを繰り返す。季節、釣種、参加メンバーのスケジュール調整など、様々な要素が考慮される。担当ディレクターである私とチーフディレクターは実際に現場に赴きロケハンもおこなった。
熟慮に熟慮を重ねて固まった決戦の釣種がこちらだ。
ROUND1「海上釣り堀」
ROUND2「湾フグ」
ROUND3「ボートシーバス&サワラ」
MCに、ダウザー俺達。こと秦拓馬を迎え、レジェンド枠として田辺哲男、村岡昌憲、鈴木斉、バラエティ枠として折本隆由、センドウタカシ、吉田撃、釣りガール枠として小雪、岡田万里奈、片山愛海、川口紗緒里、そして特別枠として渕上万莉、西田直恵、上田勝彦の豪華14名が出演している。
そして、優勝チームには最強アングラーの称号として「トライアスロンの盾」と「極上マグロブロック」が贈呈される。
『鉄人釣技!フィッシングトライアスロン』part1 海上釣堀編!
『鉄人釣技!フィッシングトライアスロン』part2 湾フグ編!
『鉄人釣技!フィッシングトライアスロン』part3 ボートシーバス&サワラ編!
準備万端でロケ当日を迎える
釣りビジョンの番組ロケは基本的にディレクター1~2名、カメラマン1~2名の2~4名体制で行われることが多いが、今回のロケに同行したスタッフは12名!普段とは段違いの大所帯だ。
チーム分け抽選が無事に終わると、決戦の火ぶたが切って落とされた。
まずは、ROUND1「海上釣堀バトル」。ロケハンのときはそこそこ数が出ていたが、日が変われば当然、海の状況も変わる。果たして成立するのか?という、内心ハラハラさせられるシブいスタートとなった。しかし、そこは釣りを生業としている百戦錬磨のアングラーたち。手を変え品を変え、様々なアプローチで魚をキャッチしていく。それぞれのチームワーク、ヒットしたエサの探り合い、そして後半からスペシャルゲストとして参戦したフッチー&にっしゃんがどのような展開をもたらしたのか、ぜひご覧いただきたい。
全員未経験!?そんなことある!?
ROUND2は「湾フグバトル」。ここからはスケジュールの都合で泣く泣く離脱となった小雪に代わり、川口紗緒里が参戦!そしてスペシャルゲストとして、ウエカツこと上田勝彦が来てくれた。
東京湾では人気の釣り物である「湾フグ」だが、実は参加者が全員未経験!まさかのレクチャーを受けるところから始まった。アタリの有無を問わず、1・2・3のリズムで空アワセを入れるのが釣果のコツと教わるが、それはそれ。ついつい我流が出てしまうアングラーも(笑。そして、最後には船長の怒りを買ってしまうチームが!ベテランアングラーのお叱りを受けた時の表情は必見!?
私事で恐縮だが、現場で釣果のカウントミスをしてしまったことをこの場を借りて謝罪したい。結果的に勝敗に影響がなかったので胸を撫で下ろしたが、プロデューサーにはしっかり絞られた。
残り1時間、そしてラスト15分を見逃すな!
ROUND3は「ボートシーバス&サワラバトル」。泣いても笑っても最後の大一番!釣果によってはまだ全てのチームにチャンスがある状況。それぞれの思惑が交錯する中、ボートは東京湾を駆け抜けていく。各チームなかなかバイトを得られない状況が続いたが、残り1時間を切ったとき、状況が大きく動いた。1匹の釣果が勝敗を左右するという局面、そしてラスト15分でまさかのドラマが!結末は是非本編をご覧いただきたい!
『鉄人釣技!フィッシングトライアスロン』part3 ボートシーバス&サワラ編!
過去の『鉄人釣技!フィッシングトライアスロン』はこちらから!