釣りビジョン

2010.9.1号

浅八丸・神奈川県平塚港
お手軽フィッシング!湘南・平塚のライトルアー船

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ここが平塚港浅八丸だ
「誰でも気軽に船に乗って釣りを楽しんでもらいたい!」というコンセプトで、平塚港『浅八丸』が始めた「ライトルアー船」。沖釣り(船釣り)への入門として、また初めて釣りをする人にも十分遊べるように考案された船宿の姿勢が支持されて、今や絶大な人気を誇っている!

年齢層の若さにビックリ

8月下旬、取材に行ってきた。平日にも関らず多くの釣り人が乗船していた。まずビックリするのは、年齢層の若いことだ。カップルや親子、友達同士が、『浅八丸』の掲げたコンセプト通り、気軽に船に乗って釣りを楽しんでいた。

釣船「第一浅八丸」
サバをゲット!
海はでっかい遊び場だ!

ジグは20~60g

「ライトルアー」は、20~60gの軽いメタルジグを使ったライトジギングがメインとなる。バスフィッシングや淡水区のルアーフィッシングをやっているアングラーなら、現在持っているタックルがそのまんま使える。もちろん、道具を持っていないビギナーでも、道具一式、1,000円で借りられるので心配無用。ただし、使用するルアーだけは買うことになるが、船宿で“釣れるルアー”がちゃんと売っているので受付時にスタッフからアドバイスを聞いて数個購入するのがベストだろう。

夏の思い出
釣り大好き!
楽しい~!

上乗りとしてスタッフが同乗

遊べるね!
ライトルアー船の対象魚はサバ・サワラ・カツオ・メジ・イナダ・シイラ・タチウオ等々実に様々な魚種が釣れるのも大きな魅力。特に夏場のゴマサバや秋口からのマサバは脂が乗って絶品だ。
ルアー船を担当する塚野仁船長は、「とにかく釣りを楽しんでもらいたいの一言です」と話す。船には、上乗りとしてフタッフが同乗しているので、分からない事やトラブルが起こった場合などは、遠慮なく声を掛けて欲しいと付け加えた。この気配りこそが『浅八丸・ライトルアー船』の人気の秘密でもある。
ここで塚野船長からのメッセージを動画で! この日は状況が悪く、ちょっと元気のない船長だが、その心意気は十分伝わるはずだ。
また、この釣りは完全予約制なので、出掛ける時には予約を忘れずに!!

イナダも釣れた!
サバは結構引くんです!
サイコー!!

お役立ちインフォメーション

沖釣りの原点は、釣った魚は美味しく食べたい-である。そのため、『浅八丸』では、サバを中心に釣った魚を捌いてくれる。しかし、夏は気温が高いので魚は傷みやすい。捌いて貰うまでに魚が傷んでしまってはもったいない。そこでポイントとなるのは、とにかく魚を冷やすことだ。
①クーラーBOXにたっぷりの氷と魚体が浸かる位の海水を入れておく。
 ⇒釣りを終え船宿に帰ってきた時に氷がたっぷり残っていないとNG。
②釣ったら速攻でクーラーBOXに入れる(首折や血抜き不要)。
 ⇒血抜きをする為に炎天下バケツに入れておくよりも結果として味は良い。
③船宿で捌いてもらった身は3~4枚ごとに1枚のビニール袋に小分けする。
④最終的に持って帰るクーラーBOXの底と上に砕いた氷をたっぷり入れる。
 ⇒魚を氷でサンドイッチするくらいがベストだ。(追加の氷は有料)。

このように船宿が捌いてくれる
身は小分けにして
追加の氷はたっぷりと

(鈴木 恭介)

今回利用した釣り船
平塚港『浅八丸』
〒254-0803 神奈川県平塚市千石河岸57-13
TEL:0463-21-0904 (定休日:原則として第2・4・5火曜日)
詳細情報(釣りビジョン)
浅八丸ホームページ
出船データ
出船時間:1便=7:00出船(実釣約3時間)
2便=11:30出船(実釣約3時間)
乗船料金:¥3500-
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