2022年06月24日公開
「ここは本当に東京!?」と、驚かされるほど輝く緑に囲まれた清らかな北浅川にある『北浅川恩方ます釣場』。そこで自然を満喫しながらのニジマス釣り。まさに“釣りキチ三平”の気分で、延べ竿片手に釣り場に向かった。
仕掛け付きのレンタル竿もある!
JR中央線・京王線の高尾駅から陣馬高原方面に向かうバスで30分程、最寄りのバス停から数分歩けば『北浅川恩方ます釣場』に到着する。ここでは餌釣り、ルアー釣りが共に楽しむことが出来る。私は誰でも手軽に楽しめる餌釣りでニジマスを狙う事にした。
長さ4m程の清・渓流用の延べ竿に、仕掛けは量販店で購入した「マス仕掛けセット(マスバリ3号、ハリス0.8)全長4.5m」を使った。ただし、ここには、有料だが仕掛け付きのレンタル竿もあり、ビク等は無料で貸してもらえる。餌はイクラ&ブドウ虫を現地で購入出来るので、手ぶらで出掛けてもOKだ。
まずは上流に向かい、餌のイクラを付け、水の落ち込むポイントに振り込んだ。玉丸ウキは急激な流れから緩やかな流れに乗り、ニジマスが潜んでいそうな岩場へと落ちた。その瞬間、ウキが軽く沈みこんだ。川の流れとは逆に仕掛けが引っ張られて行く。下流側に竿を滑らせるように合わせると違和感なくハリ掛かり、1匹目のニジマスを釣り上げることが出来た。
経験のない釣り方にチャレンジ!
とりあえず「型は見られた」ので、次は未経験の矢羽根(目印)仕掛けを使った脈釣りにチャレンジ。ベテランたちは、皆さんこの釣り方だ。私も気持ちはベテランとばかりにハリをマスバリ5号に換えて大物を狙う事にした。
竿で仕掛けを引っ張らず、同時に矢羽根が川に沈みこまないよう調整した。餌に違和感を持たせない事に細心の注意を払うが、なにせ初チャレンジ、気持ちはベテランでも釣れません。力み過ぎて肩がこり、腕に力が入らない。しかし、それで緊張が解けたのか、急に矢羽根にアタリが出始めた。すると、ニジマスにヤマメも交じって3匹連続で釣り上げることが出来た(奇跡!)。
アフターサービスも万全な管理釣り場
その後はウキ釣りに戻して仕切り直し。朝方の経験がモノを言い?アタリに対して的確な合わせで、目標の10匹(釣り場の制限匹数)をGETすることが出来た。釣り上げた魚は、釣り場スタッフにビクごと渡せば、無料で捌いて塩まで振ってくれる。「帰ってから捌くのが面倒」と思っている御仁には、何とも嬉しいサービスだ。後は焼くだけ!帰宅後は、美しい釣り場の景色を思い浮かべながら、川魚独特の優しい風味を十二分に堪能した。
施設等情報
施設等関連情報
公共交通機関:JR・京王線高尾駅北口から西東京バス陣馬高原行きに乗車、力石バス停下車2分(バス乗車時間約30分)