2022年12月07日公開
「琵琶湖の宝石」とは、琵琶湖だけに生息するビワマスの異名。12月1日に解禁されたビワマス釣り。去年のこの時期にビワマス釣りに入門したこの哀れな語り部(←筆者のことです)。あの頃はまあまあ苦戦続きだったが、今年は違う!?(執筆:望月俊典)
ビワマスシーズンのスタートダッシュを決められるか!?
12月1日、沖島東側の航行規制エリアの解禁を狙った釣行記事を先日寄稿したこの哀れな語り部(小バスしか釣れなかった)。同じ日に解禁されていたビワマスを12月5日に狙うことにした。
以前の記事でもビワマス釣りのルールについて書いたが、その期間などにについてだけちょっと触れておこう。個人所有のボートやレンタルボートで釣りをする「プレジャーボート使用者」は琵琶湖海区漁業調整委員会の承認が必要になる。釣りができる期間は12月1日~6月30日だ。その他、タックルや仕掛けなどの詳しい話は前回のビワマス釣行記を参照してほしい。
『滋賀県・琵琶湖のど真ん中でビワマスを追え!』
今回もレンタルボートひさの屋のご主人、立田猛さんと一緒に湖西から琵琶湖の沖へと小船を出した。
猛さんが58cmの大物をキャッチ。結局、10対1の大差がついた
8時40分ごろにひさの屋をスタートし、9時半ごろにはすでに猛さんは3匹のビワマスをキャッチしていた。同じ時期にビワマス釣りを始めた猛さんだが、すでにポイントや流し方など方法論を確立しつつある。その間、語り部はウグイ1匹しか釣れていない。
猛「同じような仕掛けでやってるのに何が違うんかな…?」
猛さんはそういうが…その後、どんどんと差が広がっていく。そして…。
猛「これは…今までにない引きや!」
11時40分にはついに58cm、1920gの超大物までもキャッチ! 去年のシーズンは冬の時期に大物はなかなか釣れなかったが、今年は違う? その後、この哀れな語り部もなんとか1匹(しかしそれが50cmアップだった!)釣り上げることに成功。
結局、15時の納竿時までに猛さんは10匹のビワマスをキャッチ。対して語り部は1匹のみ(ウグイは3匹釣ったぞ)。もし、語り部ひとりの釣行だったら「やっぱり解禁直後といえどこの時期は厳しいですね」…などと書いていたに違いないのだ。猛さんと語り部の差はなんだったのか…というテーマでいずれ記事化できたらと勝手に思う。
ともあれ、解禁直後はやっぱり釣れる…のかもしれない。
施設等情報
施設等関連情報
レンタルボート代金:1人乗り7000円(9.8馬力)、8500円(20馬力)。2人乗り8800円(9.8馬力)、11000円(20馬力)、3人乗り13200円(20馬力)
公共交通機関:JR湖西線 小野駅下車 徒歩約17分
車:湖西道路 真野IC下車 約6分