2022年12月16日公開
釣りは冬でも楽しめる。でも、寒さに耐えるのは非常につらい。それがワカサギ釣りだったら、温かいドーム船の中でぬくぬくと釣りができるし、初心者からベテラン、ファミリーまで十分楽しめる。それに加えて、食べても美味しいという、嬉しいことずくめ。冬の釣りものの王様なのだ! そのワカサギ釣りの方法を短期集中連載でレクチャーします。難しいことは何一つありません。第2回は釣り方編。これだけ読んで釣りに行っても成立します。(執筆:横沢鉄平)
仕掛けは簡単。餌のセットはちょっとだけコツがある。
ワカサギ釣りは本当に簡単。竿にリールを装着して、ラインを通したらそれに市販の仕掛けを結ぶ。そして先端のスナップにオモリを取り付ければいい。そしてすべてのハリに餌を刺したらもう現場での準備はOK。餌は紅サシと赤虫が代表格で、サシ系はチーズサシ、ラビット、バターラビットなど、様々な匂いを付けた強力なタイプもある。サシはそのままハリ1本に1匹ずつ刺してもいいが、2本のハリに刺して、ハサミで二つに切るのが一般的だ。
難しいコツはほぼ無し。オートマチックな入れ喰いだって珍しくない
実際の釣り方は、次の通り。
1)リールをフリーにして仕掛けを湖底まで沈める。
2)ちょっとだけリールを巻いて、オモリを少しだけ湖底から浮かせる。
3)ほんの少しだけ竿をチョンとしゃくって、誘いをかける。
4)アタリを見る。
5)アタリがあったら、ちゃんと合わせる。
6)巻き上げると釣れている。
まあ誘いをかける部分はいろいろ試行錯誤があったりするものの、この釣りに難しさはほとんどない。正直言って、魚影が濃く、活性が高ければ、誘いも合わせも必要ないほど。沈めて、巻きあげるだけで、自動的にバンバン釣れちゃうことも珍しくないのだ。釣れたワカサギは唐揚げや天ぷらにすると、家族にも喜ばれるし、こんな素晴らしい釣りはなかなかないのでは? 今年こそ近所のワカサギレイクに行って、冬の幸せを体感してみてください。第3回は、様々なワカサギ釣りスタイルを紹介します。
この記事を書いたライター
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