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【それ食べましょうよ・四皿目】サワラのカブト焼き

2023年01月13日公開

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食材として軽視されそうなゲストフィッシュや部位に光を当てる企画【それ食べましょうよ】……四皿目はサワラの頭を焼くカブト焼き。最近は東京湾でも人気のターゲットであるサゴシ~サワラ。釣り味も食味も最高で、面構えもいい魚だ。だけど、この頭を落として身だけを持ち帰る人も少なくないようだ。ええ、今回は、このサワラのカブト(頭)を真っ二つに割って、美味しくいただきます!(執筆:宮崎紀幸)

冷凍庫から出てきたサワラの頭

秋~冬のボートフィッシングのターゲットとして、人気の高いターゲットがサワラ。メタルジグやバイブレーション、それにヘビーシンキングミノーで60cm以上のサワラを釣る。ダイナミックで楽しい釣り……らしい。実は、まだやったことがないのだ(笑)。晩秋に初挑戦のチャンスが2~3度あり、準備も万端だったのだけど、悪天候で出船中止に……。幸いなことに、別日に釣行した友人が釣りたてのサワラを届けてくれたので、その食味は堪能できたけどね。刺し身も焼きも美味かったなぁ。それから数週間が経ったころ、冷凍庫の中から、凍ったサワラの頭がゴロリと発掘された。よし、今夜はこのサワラの頭をアテにお酒を楽しもう!

解凍して頭を真っ二つに。そしてカブト焼きに!

冷凍庫から出てきたサワラの頭。まずは、こいつをボウルに移して、冷蔵庫へ。すると翌日には、解凍された状態になった。ボウルに溜まった水を切って、サワラの頭をまな板の上へ。そして、手入れの行き届いた出刃包丁で、いざカブト割り。つまり、頭を真っ二つにカットする。カブトを割ったら、その断面に塩を振って、15分ほど置き、余分な水分を浮き出させる。浮き出た水分をキッチンペーパーで吸い取ったら、さらに塩を振って、グリルの中へ。そして弱火~中火で焼くこと15分ほど。焼け具合や状態を確認しながら、さらに3~5分ほど焼いて完成。当然だが、サイズが大きいほど、カブトの中の身も多く食べる部分が多い。だからこそ、サワラは数よりも、大物を釣りたいターゲットだ。

 
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この記事を書いたライター

宮崎 紀幸
東京は多摩川のほとりに住まうフリーランスライター。
地元・多摩川での釣り&野外活動を楽しみつつ、自身でもトラウトやシーバスなどのルアーフィッシングを嗜む。冬はカワハギ釣りにも熱くなる!
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