釣りビジョン

特殊なエキス袋でタコさん全員集合! タコ釣りボール(タネ・マキ)【大阪ショー速報!】

2023年02月10日公開

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デカいタコを狙って釣れる…という一風変わったフォーミュラをフィッシングショー大阪会場で発見した。厳密には新製品ではないのだが、面白いので紹介させていただきたい。これがあれば一人勝ちできるかも?(執筆:望月俊典)

ボディブローのようにジワジワと時間差で効いてくるぞ

この「タコ釣りボール」とは、ルアーでもエギでもない。タコを引き寄せるためのエキスが入った特殊なボールである。しかも、デカいタコを狙って釣りやすいらしい。どういうことなのか…詳しいお話をタネ・マキの山本明日美さんに伺った。

山本「タコは吸盤に匂いを感じるセンサーがあり、エサの位置を感じ取ることができます。タコ釣りボールにはアミノ酸を溶かしたエキスが入っているので、タコにエサだと錯覚させ、活性を上げるパワーがあるんです」

特殊なフィルムに包まれたアミノ酸エキスのボールを海水に投入すると、5~10分ほどでフィルムが溶け、エキスが流出し、タコを誘引するという。ただ、エギに直接湿布するようなフォーミュラとはなにが違うのだろうか?

山本「これは水に入れてしばらくしてから溶け出すので、仕掛けが底に沈むまでエキスが拡散しない構造なんです。最初からフォーミュラを染み込ませたエギを沈めるのと、液体が入ったボールを沈めて底で割るのとでは反応に違いが出ると感じています。ちょうど溶けた頃合いにタコが掛かったという経験を何度もしていますから」

ちなみに、タコ釣りボールには魚も寄ってくるという報告もあるそうな。スローなルアー釣りならなんでも効果がある…かもしれない?

 

施設等情報

株式会社タネ・マキ
TEL:06-6300-7410 株式会社タネ・マキ公式サイト

施設等関連情報

フィッシングショーOSAKA2023(終了しました)
■会期
2023年2月3日(金)[業者商談日]10:00~17:00
2023年2月4日(土)[一般公開日]9:00~17:00
2023年2月5日(日)[一般公開日]9:00~17:00
■会場
インテックス大阪 6号館A・Bゾーン、3号館および4号館(イベント会場)
大阪府大阪市住之江区南港北1丁目5-102
     
※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

この記事を書いたライター

望月 俊典
千葉県九十九里町生まれ。雑誌『Rod and Reel』副編集長を経て、フリーランスの編集/ライターとなる。海外の秘境釣行も大好きで、『世界の怪魚釣りマガジン』の立ち上げ&制作を手掛けた。現在は、琵琶湖事務所で仕事や釣りにいそしむ。著作は『バスルアー図鑑』(つり人社)。ちなみに、学生時代に、ネッシー(といわれているであろう現象)を目撃&撮影したことがある。
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