釣りビジョン

フリッパー必見! 釣果アップのストレートフックチューン

2023年02月26日公開

755_main

バスフィッシング用のワームフックといえば、オフセットかマスバリタイプが市民権を独占する昨今ではあるが、とりわけ、カバー撃ちと相性がいいのは、実をいうとストレートフック。つまり、僕のようなフリッパーにとってストレートフックは欠かすことのできないフックなのだ。ただし、市販品のストレートフックはある理由でフッキングが悪かったりする。そこで、僕はひと手間を加えることで、フッキングミスを激減させている。今回はそのチューニング法を紹介しよう。(執筆:大場未知)

リバーブの役割を完全なものにする

ワーム用にデザインされたストレートフックには必ずリバーブ(=かえし)が付いている。ここでいうリバーブは、ワームのズレを防止するためのパーツで、実はこれがフックアップするためにものすごく重要な役割を持つのだ。リバーブが小さすぎるとフッキングをした際に、ワームの頭がフックのシャンクにズリ落ちる。すると、フックポイントがワームから出ないという現象が起こるのだ。これではフッキングしない。市販品のすべてではないが、リバーブが小さすぎるものには、自分で手を施す必要がある。なかには元からリバーブが未装着のもあるので、そんなフックには必ずリバーブを着装する必要がある。
用意するものは接着剤付きの熱収縮チューブ&ライター、もしくは30~40ポンドのモノフィラメントラインとスレッドだけ。ほんの数分もあればできるので、いまいちど手持ちのストレートフックをチェックしてみよう。

熱収縮チューブを利用したチューニング法

このチューニング法には2つの方法がある。まずはより手軽にできる、熱収縮チューブを使用したチューニング法を紹介しよう。

 

モノフィラメントを利用したチューニング法

もう一つは、ナイロンやフロロカーボンのモノフィラメントラインを利用したチューニング法。冒頭の写真はこのタイプだ。

※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

この記事を書いたライター

大場 未知
東京・麻布十番育ち。大学時代は留学先のテキサスでバスフィッシングの腕を磨き、日本の出版社勤務を経て再び渡米。B.A.S.S. およびFLWにコアングラーで参戦。FLWではチャンピオンシップで2位に入るなど、アマチュア賞金稼ぎとして数々の爪痕を残した。
現在は、千葉県君津市在住のフィッシングライター&エディター。
このライターの他の記事も読む

その他オススメ記事

釣りビジョン倶楽部