2023年03月04日公開
全国に150店舗を展開する全国最大級の釣具専門チェーン店『上州屋』。創業以来、長年に渡って多くの釣り人に愛され続けている、日本の釣具店の代表格といっていいだろう。その魅力を探るべく、東京都江東区にある超人気店『上州屋東陽町店』に行ってみた! そこには、達人として知られる安田博昌店長が待っていた!
首都圏屈指の人気店を切り盛りする凄腕の店長
『上州屋東陽町店』は、東京駅から東へ約5kmという大都会に位置する都市型の店舗。それでいながら、東西は隅田川と荒川に挟まれ、南側には東京湾が広がるという、釣り場へのアクセスも抜群にいい好立地。24時間営業かつ大駐車場を擁するので、東京湾の船宿や千葉や神奈川方面の釣り場に行く途中、たとえ深夜や早朝であっても寄ることができる。首都圏に数多くある『上州屋』の中でも、屈指の人気を誇る店舗だ。そんな店で店長を務める安田さんは、凄腕の釣り人としても知られる「カリスマ店長」に他ならない。
釣り具はもちろん、生の情報が得られる釣具店
「我々、上州屋の店舗スタッフは、釣り場の生の情報を昼夜問わずに収集しています。また、タックルの専門知識の向上にも努めていますので、ご来店した際は是非お気軽に質問してきてください」
レジ前で迎えてくれた安田店長は、『上州屋』のストロングポイントをこう説明してくれた。
抜群の店舗数を誇る『上州屋』は、もちろん豊富な品揃えと求めやすい価格設定が大きな魅力。ただし、釣具店はただ釣り具を売り買いするだけの場所ではない。多くの釣り人は「商品」だけではなく、「情報」を求めて足を運ぶのだ。それは釣れるポイントの情報であったり、最新の釣り方であったり、新製品の使い方であったり、多岐に渡る。全国の『上州屋』には、そんなお客さんの多様なニーズに応えられるよう、豊富な経験と知識を持つスタッフが配されているのだ。
地域密着型のフィールド情報をアナログ&デジタル発信
仕事柄、私は全国各地で釣りをしてきたが、そんな遠征先でも上州屋さんは非常に頼りになる存在だ。まず、最新のフィールド情報が紙に印刷されて掲示されている。しかもお客さんはそれを持って帰ることができるのだ。アナログ的ではあるがこれが心強いし、生の情報がここにはある。また同様に魚種別の釣り方を解説したフリーペーパーも持ち帰ることができる。『上州屋』は公式ホームページにもスタッフやお客さんによる最新の釣果情報を掲載。デジタル、アナログの両面から地域に密着した独自の釣り情報を発信しているのだ。
さすがの品揃えに感動さえ覚える店内
荒川でのウナギ釣りの時や、東京湾のサワラキャスティングゲームの行き帰りなど、『上州屋東陽町店』は、個人的にも年に何度かは訪れているお店。でも、いざ取材で来店してみると、その品ぞろえの良さに改めて驚いた。中でも餌コーナーの充実度には目を見張るものがある。ひときわ目を引いたのは「オレンジゴールド」の文字。これは一体?
「オレンジゴールドは、青イソメをオレンジ色に染色した餌ですね。冬場を中心に置かせていただいていて、カレイ釣りの人に人気なんです」
さすが安田店長、どんなジャンルの質問をしても、すぐに的確な答えが戻ってくる。専門はオフショアだけど、様々なカテゴリーの釣りを経験しているのだ。この東陽町店には、彼以外にもバスに強い板山さん、ソルトルアーに精通する関根さんなど、エキスパート級の腕を持つスタッフが在籍。そんな心強いスタッフが全国各地の『上州屋』にも配属されているのだ。
日本の釣りシーンを盛り上げる、積極的なイベント開催
『上州屋』の公式ホームページを閲覧するとよくわかるが、実に多くのイベントを開催している。安田店長はそれについても言及した。
「各支店がメーカーと協力したイベントを積極的に開催しています。例えば展示即売会、あるいは釣り教室などのイベントが、毎週のようにどこかの店舗では開催しています。お客さんが楽しめるような内容を心掛けて企画しているので、是非参加してください」
毎週というか「毎日?」と思ってしまうほど、何かしらのイベントがどこかの『上州屋』で開催されているのだ。販売だけではなく、情報発信やイベント開催で釣り人へのサービスを供給する『上州屋』グループは、ユーザーインターフェースに優れたお店つくりに成功している。釣りビジョンの人気番組「釣りうぇ~ぶ」では、3月3日に『上州屋』と安田店長にスポットを当てたコーナーを「NewsWave」で放送。「SHOP★STAR誕生」という新企画で、安田店長は見事「SHOP★STAR」に認定された。興味のある方は釣りビジョンVODで視聴可能だ。では、安田店長から締めの一言。
「入門者から中級者、そしてベテランの方までのフィッシングライフをフルサポートいたしますので、ぜひ上州屋をご利用くださいませ」
■「釣りうぇ~ぶ」は『釣りビジョンVOD』で無料配信中
施設等情報
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(基本的には24時間営業)
この記事を書いたライター
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