レジットの鬼形さんがイチオシの新商品として紹介してくれたのは、なんと振り出しタイプのルアーロッドだった。
「テレキャストというシリーズです。振り出しのルアーロッドって、ガイドが少なかったりして『安かろう、悪かろう』というイメージがあると思います。でもこのロッドに関しては全く問題ないですね。ガイドセッティングもワンピースロッドとそん色ないし、ベイトモデルは7フィートでXHパワーです。ビッグベイトも投げられるし、操れるし、カバーの中でバスを掛けてもガンガンにやりあえるロッドです」
　バスに限らず、シーバスのビッグベイトゲームなど汎用性も高いこのロッド、実はレジットデザインのプロスタッフ「ハザー」こと迫間謙一さんがプロデュースした商品なのだ。カラーリングもいままでのレジットとは味付けの違う、フィッシングトリップに映えるミストグリーン系で仕上げている。迫間さんは、このロッドでクラッシュナインも投げるという。ちなみにもう1本スピニングモデルもリリースしていて、そちらは何でも使える系のライトアクションだ。

レジットデザインはソルト用ロッドシリーズの「スクアド」にも力を入れている。今期最注目の「スクアド」は、最近急激にファンを増やしているチニング用のロッド。つい先日、ベイトとスピニング、1本ずつリリースされた。
「ベイトモデルは、チニングロッドのスタンダードともいえる76MLです。これは岸からでもボートからでも使いやすい1本。また、スピニングはベイトキャスティングが苦手な方にも楽しめるように用意しました」
　どちらのモデルも、非常に感度がよく、ボトムのゴツゴツとチヌのアタリとの違いが明確にわかるという。チニングロッドの選択に悩んでいる人は、スクアドのチニングモデルが最適解かも？