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【アングラーに聞いてみた!/ヒロセマン編①】テーマ:好きな釣り メジャークラフト広瀬達樹

2023年03月24日公開

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取材での道中や食事時など、当たり前だがアングラーと記者は話をする。そこでなんとな~く聞いてみた釣りのコトとか釣りじゃないコト。そんなノリだからこそ、ぐだぐだになったり、意外と本音が出たりとか、そんなよもやま話です。

必釣請負人ヒロセマンが好きな釣りとは?

――記念すべき第一回目のゲストはヒロセマンこと広瀬達樹さんです。
ヒロセマン(以下ヒロセ)「僕なんかが一回目でこの企画大丈夫ですかねぇ~??」
――そういうノリなんですよね、動画だと大体真面目なのに。
ヒロセ「じゃあスーン」
――無理に真面目にしなくていいです。
ヒロセ「なるほど。で、オレ様になにが聞きたいんだ?」
――そういうキャラでもないですよね。まぁ広瀬さんは僕の知る限り、1年のほとんどをなんらかの釣りをして過ごしていますが、その中で、ぶっちゃけどの釣りが好きなのかなぁと。
ヒロセ「スーン」
――無視ですか。
ヒロセ「いえ、考えてる音です」
――むちゃくちゃな擬音ですね。
ヒロセ「ひらめいた!」
――とんちじゃないんですけど。
ヒロセ「好きというと、建前上は何でも好きです」
――建前上ってなんですか?
ヒロセ「仕事じゃなければ、一番好きなのはバス釣りです」
――おっとこれは意外かも。
ヒロセ「いろんなルアーを使うし、頭も使う。海みたいに潮に影響されていることもそれほどないけど、まったくないこともない。ため池みたいに狭いエリアに絶対にいるはずなのに口をつかないと思ったら、ルアーを替えれば簡単に釣れたりする。なんで?……ってことが多いのも好きな理由ですね」

――ではあえて聞きますが、仕事の釣りでは?
ヒロセ「スーン」
――考えてますね。
ヒロセ「ひらめいた!」
――ハイどうぞ。
ヒロセ「釣り自体が仕事なので、仕事をこなすという意味では好きという感情はどこかにいってしまったのかもしれません」
――う~ん、少し寂しい話ですが、職業アングラーの偽らざる本音かもしれませんね。
ヒロセ「なにしろ釣らないと話にならないので、楽しむ余裕はないというか」
――それであんなにスーンとしているんですね。
ヒロセ「楽しいことは楽しいんですけどね。とにかく釣らないと。だとすると、す~ぐ釣れる釣りは好きかな」
――すぐ釣れる?
ヒロセ「そうですね、効率が良いというか、す~ぐ釣れる釣りです」
――というと?
ヒロセ「メバルは比較的す~ぐ釣れます。逆にいうとす~ぐ釣れないとず~っと釣れないので辛いんですけどね」

 

ヒロセ「まぁそれをいいだすと、旬というかタイミングですよね。その時期に合った魚を釣るのがやっぱり一番楽しいですよ」
――撮影や取材だとどうしても季節が前倒しだったり、縛りがあったりしますもんね。
ヒロセ「そうですね」
――たくさん取材をさせてもらってますが、ショアジギングはどうですか?
ヒロセ「効率というか、メタルジグはなにかしらは釣れるので好きというか、すごいルアーだと思います」
――青物だけじゃないですもんね。
ヒロセ「しかも釣れるサイズも大きいから、何を釣ってもなんとなく絵にはなる。仕事としての釣りが成立しやすいですよね。って、これあんまり言いたくはないんですけど」
――そうなるとジグパラしかり、メジャクラのアイテムは広瀬さんが効率よく釣るためにできているってことにもなりますよね?
ヒロセ「否定はしません。僕はそれを使って効率よく釣るし、それを使って楽しんで釣ってくれる人も当然いる。それこそまさにウインウインの関係なので、素晴らしいことだと思います。決まった~!!」

※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

この記事を書いたライター

ナカムラ・タカヒコ
10年間の某バス釣り雑誌編集部員生活を経て、フリーランスとなり15年超。淡水海水を問わず、取材経験を活かしたルアーフィッシング全般が対応ジャンルだが、自分で釣るよりも釣った人の話を聞くことで釣った気になるのが得意な根っからの編集者気質を持っている。自分で釣るならちびルアーが好き。
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