「サージェンスノット」とは、ラインとラインを繋ぎ合わせる結び方の一つ。誰にでも出来るほど簡単で結束強度も強い。ラインとラインの結束方法には、以前も紹介した「FGノット」というノットがあるが、それよりも結ぶ工程がシンプルな為、“時合”にリーダーが切れてしまった時などでも、素早く結び直して釣りを再開することが出来る。また、このノットを結ぶ上でポイントとなるのは、リーダーをあらかじめ必要な長さからプラス20cm程余分にカットしておくという事。結ぶために何か特別な道具は必要ない事や、一度覚えてしまえば見ずにでも出来る様になる事からも、初心者には勿論、上級者にもお勧めだ。早速実践してみよう！

画像を参考にしながら、実際に結んでみよう！

如何だっただろうか。今回紹介した「サージェンスノット」、ループに数回通して締め込むだけ、と非常にシンプルかつスピーディーに結べる為、覚えておいて損はない。同じように糸と糸を結ぶ「FGノット」と比較すると結束強度は少し落ちるし、結びコブも若干大きいが、「サージェンスノット」の強みは何よりサッと素早く結べる事だ。どちらにもメリットがある為、状況に応じて使い分けるのがベター。“アジング”や“メバリング”、“エギング”、そしてシーバスフィッシング等、数多くの釣りに応用が利く。私も日常的に多用しているノットである。しっかりと結べるようになるまで練習して、実際にフィールドで使ってみよう！
「釣りビジョンVOD」では、今回紹介した「サージェンスノット」だけでなく、その他数多くのノット解説動画を紹介している。「画像だけではどうしても分かり辛い…」という方は、動画を見ながらノットの練習をしてみるのがお勧めだ。

■「The Knot　城本尚史～サージェンスノット～ chapter 1」は『釣りビジョンVOD』で配信中


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