2日目も前日同様、ホテルから箒川へ。2日通しての参加となった私は、滋賀県から最近、栃木に越されて来たという岐部さんに指導を受けることになった。薄曇りで蒸し暑さもなく、過ごしやすい気温。「昨日は上流の方が釣れていたので、少し上からやっていきましょう!」と。前日克服したはずのオトリアユの扱いや、仕掛けのセットもほんの少しだけ成長出来た気がしていたが、そんなに甘くはなかった。アユが掛かる気配は全くなく、流し換えて戻ってみるとオトリアユがぐったりしている。なんとも申し訳なく思いながら、別のオトリとチェンジ。少し曳舟で休ませてあげながら、2号のオトリを泳がせる。アッという間にお昼になった。岐部さんが、「オトリの扱いも竿の扱いも上手だし、後はアユが釣れればね!」と励ましてくれる。テントに戻ると、昨日皆で釣り上げたアユが美味しそうに炭火で串焼きになっていた。後半は、オトリの数を増やし5号まで“増鮎”。前日お世話になった岡崎プロやSHOHEYさんが岸上から指導の声をかけてくれる。「あっちに沢山群れがいるから、行ってみて!ほらほら、いっぱいいるよ!」と、私たちの方からは逆光で全く見えない魚影が反対からはよく見えていたようだ。「100匹くらいいるよ!」、「えーそんなにいるの?!」と疑心暗鬼になりながらも、隣の参加者はグイッと元気なアユを掛けていた。次々に掛けている参加者の横で焦りながら、「あと50cm下、もうちょっと!」と、言われるがままに流していくとグンッ!と竿がしなり、岸上で見ているみんなから「掛かった!」と、歓声が沸いた。白く反転しているアユは皆に見えている。「さぁ取り込みだ!」と、タモを取り引き抜こうと思った瞬間、焦ってしまいビューンと勢いよく後ろの方へ。よく見るとオトリだけがタモに入り、掛けたアユは足元をシュツっと泳いで逃げてしまった。悔しい思いは次に繋がると気持ちを切り替え、オトリを付け替え、再チャレンジ。初心に戻り、1つずつの所作に気を付けながら2匹目が掛かった。「次は取ってください!」と言う岐部さんにタモをお願いし、何とか1匹を釣る事が出来た。残りの時間はポイントを移動しながら、最後に釣った1匹が弱ってしまう前にローテーションしながら時間いっぱいまで粘ってみたものの、全く掛かる気配はなく2日目が終了した。結論!「これは嵌まっちゃうな!」。なんとも悔しい想いと宿題を沢山残し、夏の釣り人を虜にするアユの友釣りの魅力を2日間満喫させて貰う事が出来た。