2023年10月10日公開
釣りビジョンの『とことんエギパラダイス』は、〝楽しいエギングの旅〟をテーマに掲げるフィッシングバラエティー番組。釣り人兼ナビゲーターの「おねぃさん」が、どこかにあると言われる〝エギングパラダイス〟を求めて、各地でエギをシャクリ倒していくという内容になっているが、今回の旅の舞台は日本海側の有名エギングフィールド・丹後半島だ。3代目の「おねぃさん」を務める片山愛海(かたやま・なるみ)が、10月の秋イカを攻略していく!
元気印の愛海おねぃさんが秋イカの数釣りにチャレンジ!先生は丹後のロコエキスパート・木下大介さん
エギングと言えば〝この季節〟というほど、1年のうちで最も釣りやすい季節が〝秋〟だ。地域にもよるが、夏に生まれた子イカが成長する過程で、アンパンやコロッケと形容されるサイズになるのが秋周辺。狡猾な大型のイカに比べて釣りやすい(抱きやすい)のが、この季節とされている。
この放送回のロケを敢行したのは10月。まさにエギングのハイシーズン真っ只中といったところ。日本海側のエギングの聖地とされる京都府は丹後半島にて実釣を行うこととなった。主役の片山愛海(かたやまなるみ)おねぃさんは、今回が節目となる就任4年目のスタートということもあり気合十分!
で、今回先生役を担当してくれたのが、丹後半島をホームグラウンドとするロコエキスパートの木下大介さんだ。実は、愛海おねぃさんが3代目に就任した初回放送にて、影のサポート役として参加してくれた人物でもある。
木下「今日はめっちゃ好条件なんですよ。でも、それが逆に不安…でも、最近はめちゃくちゃ好調なんで大丈夫でしょう!愛海おねぃさん、3年間の成果を見させてもらいますよ!」
1投目?ウソ…2投目で早速ヒットさせちゃう愛海おねぃさん
愛海おねぃさんと木下さんは、早速釣り場へ。歩きながら入るポイントを選定していると、アオリイカを釣り上げたばかりの釣り人に遭遇。これは期待が持てそう!
木下「おお、いいところが空いてる。ここに入りましょうか」
入ったのは防波堤と磯が絡むシャロ―エリア。
木下「単純にシャロ―なだけじゃなく、深場も近くにあって藻もびっしり生えている。産卵の時期には大型のイカが集まるし、もちろん秋の新子サイズも狙えます。地形も条件も最高のポイントですね」
愛海「ホンマはフルキャストしたいところだけど、あえて私は手前から狙う…」
なんだか〝それっぽいこと〟を言っている愛海おねぃさん。
愛海「あ、沖に潮目ができてる!いい傾向。さーて1投目」
海面上に細長く伸びた筋は、潮と潮がぶつかる〝潮目〟。木片や泡、プランクトン、ベイトフィッシュなどが集まりやすく、釣りにおいて狙うべき目印とされることが多い。〝それっぽいこと〟を言いながら1投目を投げてみるものの、反応なし。この最初の1投目をごまかしつつ、仕切り直しとばかりに2投目をキャストする愛海おねぃさん。なんとその直後に…!
愛海「ん、来た~!ちょっと大きいかも」
木下「いきなりやりよった。もっとるね~!」
愛海「3号のシャロ―タイプ!いいスタート切れました。ホンマ楽しい、エギングって!1投目で釣れたのは初です。フォール中でした」
実質2投目ではあるものの、開始直後の釣果は素晴らしい。撮影時にアオリイカからのイカ墨シャワーを浴びたものの、3年間の間にレベルアップはしていたようだ。そして、このイカをリリースしていたところで、お次は木下さんの竿が曲がる。これは大きそうだ。
そしてさらに、リリース後にキャストを始めた愛海おねぃさんの竿がまたしても弧を描く。…これがなんとダブルヒット‼木下さんがキャッチした個体は目測で700gはありそうだ。
木下「いいやん、いいやん!こんなんいたら、キロアップもあるかもね!?」
愛海「どうしよう…調子良すぎる。エギパラ大丈夫か~(笑)」
サイトフィッシングを磨く愛海おねぃさん「秋は腕を磨くチャンス!」
その後も、アンパンやコロッケと形容される秋のアベレージサイズが連発したため、ある程度釣りを楽しんだところで場所を移動することに。移動した先で、木下さんがエギを投げるとワラワラと小型のアオリイカが寄ってきたとのことで、おねぃさんはこれまで苦手としてきた〝サイトフィッシング〟にチャレンジするようだ。
木下「アクション入れようと思ったら、ピッと素早く持って行った感じだったよ。やっぱりフォール中だね。着底もしっかり見ていこう」
木下さんのアドバイスを受け、ラインを凝視しながらエギングに挑む愛海おねぃさん(この時の緊迫した様子、ラインの動きの撮影にも成功しているので、ぜひ映像で!)。キャストして、着底したらエギをシャクる。フォールさせて反応がなければまたシャクって落とす…。この動作を繰り返していると…。
愛海「来た!ホンマにピタって止まったよ!いい感じ~(嬉)」
愛海おねぃさんがアオリイカを足元まで寄せてくると、なんとエギのカンナに掛かっておらず、布の部分だけをしっかり抱いている!秋は、こんなにも高活性〝すぎる〟個体もたまにいたりするのだ。
愛海「あ、エギからようやく離れた。自分が釣られていることにようやく気付いたね(笑)」
木下「秋は群れていることが多いから、迷惑にならない程度に、釣れている人の近くに入らせてもらって投げるといい。秋は群れでいることが多いからね」
衝撃映像連発!秋エギングを楽しむコツも満載!
その後も、とにかく釣れまくった今回の『エギパラ』はまさに〝神回〟と言ってもいいだろう。早朝から収録を開始し、デイエギングでの爆釣体験に飽き足らず、そのままナイトにも突入してしまったほど。
もちろん、十分すぎるくらいの撮れ高をゲット。エギを果敢に追ったり、シャクリに反応するアオリイカの様子や、サイトフィッシングをしている最中のラインの動き、アタリを取る際のロッドの動きなど、映像としての魅力にも注目していただきたい。
木下さんによる秋イカ攻略レクチャーはもちろん、ラインでアタリをとるシーンやアオリイカが水中でエギを抱くシーンなど、「『とことんエギパラダイス』151 京都府京丹後の旅 本領発揮で秋イカ大爆釣!?」は釣りビジョンVODにて配信中!
イカおねぃさんが釣りまくる!秋エギングの動画はこちらでCHECK!