2025年04月06日公開

個人的にバスフィッシングは昔から大好きで、時間が取れれば釣りに行くし、琵琶湖釣行も何度かある。「釣りビジョンVOD」で動画もよく視聴しているが、最近衝撃を受けた動画が『トロフィーフィッシュ 7』。常識を覆すような最先端の魚探装備で、まるでゲームのようなバスフィッシングが繰り広げられていた。
私にとってのバスフィッシング
私の中で〝バスフィッシングの概念〟は、目に見える変化などを通してバスの居場所を探し、その日その場の状況に合わせたルアーで、バスが居ることを信じて投げる、というもの。ボートフィッシングであれば、簡易的な魚探を使用するものの、なんとなくの情報をもとに釣りをしていた。
『トロフィーフィッシュ 7』は、琵琶湖で人気のバスフィッシングガイド・武田栄喜氏が、魚探を駆使したデジタルフィッシングでロクマルを狙う、という内容。これまでの〝バスフィッシングの概念〟を覆す最先端の魚探が、どれだけすごいのか、お伝えできればと思う。
バスの〝つき場〟となるストラクチャーの把握
動画を見る限り、最新の魚探を使用すれば、どのようなストラクチャーであり、どれくらいの大きさなのか、明確に把握することができる。武田氏の経験値が多分に関与してくるが、ここまでの把握を引き出す現代の魚探性能は一見の価値ありだ。これだけ大きな琵琶湖全体を〝魚探掛け〟するのは安易ではないが、全域のストラクチャーを把握していくことも夢の話ではない。そして動画では、ウィードや魚礁など沈み物から出てきて、ルアーを追いかけるブラックバスの姿が確認できるシーンがいくつも収録されている。「こういう変化やストラクチャーにバスがついているのか」と、知ることができるし、自分の知識の正否確認をすることもできるだろう。
水中の魚の動きが丸裸
本来、サイトフィッシングでないと魚がルアーを追いかけていることを確認することは難しい。しかし、「ライブスコープ」を使いこなせば魚探の画面で、投げたルアー、ストラクチャーから出てくるブラックバス、そのブラックバスがルアーを追いかけている様、そして最も興奮するバイトの瞬間までを、はっきりと確認することができる。まさに水の中が丸裸となる。感覚的には、ゲームと釣りのハイブリッドといったところか。画面を見ながら釣りをして、画面越しに迫る魚にドキドキし、最終的に魚の生命感が手元に伝わってくる。誰もが経験してみたいフィッシングスタイルだと思う。
武田氏の操船テクニック、そして魚探の使いこなしは素晴らしいのひと言。ここまで使いこなせてこそ、狙ったロクマルをキャッチできるのだろう。動画では次々にビッグバスを仕留めている。テレビ画面越しでもけっこうなドキドキ感、ワクワク感があるので、実際に自分で「ライブスコープ」を使用して釣りをしたならば、興奮が止まらないはず。
動画を視聴したい方は
ご紹介した動画は「釣りビジョンVOD」のオリジナルコンテンツ『トロフィーフィッシュ 7 真冬の琵琶湖でロクマルを狙え 武田栄喜編』。PART1、PART2、PART3の3編構成となっている。気になる方は、以下から視聴してみてほしい。
実はPART1、PART2を見た段階で筆を走らせたので、この後PART3を見る予定だ。魚探の使いこなしはもちろん、武田氏のルアーチョイスやアクションのさせ方も非常に勉強になる。
この記事を書いたライター
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