2022年12月09日公開
『ブランド鱒』や『名物鱒』と呼ばれる大きいニジマスを釣ったなら、楽しみたいのが刺し身を筆頭にした生食。管理された環境下で飼育生産されたエリアのトラウトは安全性が高く、生食も可能とされている。ならば、甘く濃厚なトラウトを美味しく食べたい。さて、どんな料理で味わおうか!
ぜひともマスの『握り寿司』に舌鼓を打っていただきたい!
エリア(管理釣り場)で釣った大型のトラウト。さばいたら期待通りの赤身! ならば、まずは刺し身で味わいたい。きっと脂の乗った甘く濃厚で上品な味であることは間違いない。けっして、通常の白身の味が劣るというわけではないが、より高級なエサによって飼育された赤身のトラウトは、食味も見映えも抜群。ただ、毎回、刺し身では飽きる。同じ生食でもバリエーションが欲しいところ。そこで、オススメの料理を2点紹介しよう。
まずは『握り寿司』。用意すべきはネタとなるマスの身。これは身を三枚におろしたあと、切り身にする際、寿司ネタになるようにやや幅広く切っておくとよいだろう。酢飯は市販の『すしのこ』を使えばゴハンに混ぜるだけだ。赤身のマスの握りは、いわゆる回転寿司の超人気メニューであるサーモンと基本的には同じ。自分で釣った赤身のニジマスで寿司を握ったなら家族からも大絶賛。
『マスのユッケ』を食すると、新しい景色が見える
そしてもう一品が『マスのユッケ』。これは三枚におろした身をブツ切りにする。そこに、しょう油、砂糖少々、コチジャン、ゴマ油を混ぜたタレをかける。身とタレが混ざったところに白ゴマ、万能ネギ、シソ、卵黄を乗せる。あとはかき混ぜて食すだけ。甘味、トロミ、そしてコクのある辛味がマッチして美味い! 白米に乗せて食べてもイケるが、ここはひとつお酒のお供にしたいところ。
いずれも『ブランド鱒』や『名物鱒』と呼ばれる赤身のトラウトを釣ってこそ。エリアでそんなマスを釣ったなら、刺し身だけでなく、ぜひ『握り寿司』と『マスのユッケ』もお試しください。
この記事を書いたライター
地元・多摩川での釣り&野外活動を楽しみつつ、自身でもトラウトやシーバスなどのルアーフィッシングを嗜む。冬はカワハギ釣りにも熱くなる!