「いろいろな釣り方でアプローチされてきたチニングですが、現在のメインはフリーリグ。そのフリーリグにも細かなセッティングやアレンジがありますが、どんなバリエーションにも対応し、実釣テストで圧倒的な釣果を叩き出したのが、今季発売するコーヴァイチューです」とスミスの開発担者・礒野寛之さん。
形状的としては、リング状のリブを持つ構造で、ボディの中央部にくびれを設けている。そして、左右にハネ（アーム）があるのが外見的特徴だ。
「フリーリグの場合、基本、底に着いてからのズル引きになるわけですが、リブが水を受けることで自発的にウネウネとボディを震わせます。そして、両サイドのハネ（アーム）もわずかな水流を受けるだけでバタバタと動いてアピールし続けます」

また、あらゆる時期のあらゆるベイトに対してもマッチするのがコーヴァイチューの特筆すべきポテンシャルだという。
「たとえばシルエットや動きの印象を変えたい場合は、両サイドのハネ（アーム）をカットして使ってもいい。リトリーブの強弱でも、その動きは変わります。だから、速く動かしたり、スローにしたり、コーヴァイチューひとつで、あらゆる演出ができるようにセッティングしました」と礒野さん。
連日のテスト釣行を経て、チヌ＆キビレの圧倒的な釣果を叩きだしてきたフリーリグ専用ワームというだけに、発売が待ち遠しい！