2023年02月21日公開
和歌山県西牟婁郡白浜町の富田へサーフでからの“デイアジング”釣行に出掛けた。サーフで“アジング”と言うと防波堤での釣りよりも少し敷居が高く感じるかも知れないが、ここ「富田サーフ」では簡単に、しかも“デイゲーム”で“アジング”が楽しめるのだ。
敢えてマヅメを外してエントリー…
「富田サーフ」のアジは本当に活性が高い。わざわざマヅメ時に来る必要がないのだ。この日も午前10時頃にエントリー。こんなに気合が入っていなくて釣れるのだろうか。少し不安になりつつポイントまで浜を歩く。ポイントは富田浜の河口寄りのスポットをチョイスした。やはり河口はベイトの溜まりが良く、どんなサーフでも一級ポイントだと思う。
まずはジグヘッド0.6gでアジのライズへ
先ずは無難にジグヘッド0.6gに『レインズ』のアジアダーを投げる。いわゆるジグ単というジグヘッドとワームだけのシンプルな釣り方だ。この釣り方だと、仕掛けが軽い分アジのアタリ、引きがダイレクトに味わえる。あちらこちらにアジのライズがあるので、取り敢えずはそれに向かってキャスト!表層でシェイクしてフォールで喰わせるイメージだ。想定通りイージーに釣れてくれたのは15cm程のアオアジ。このアオアジは小さいのでリリース。この後もアオアジは釣れ続け、釣れた数が分からない位だった。
サイズアップを図り、ワームをローテーション
アジは沢山いる。アオアジだけではなくマアジ、メアジのサイズアップを図りたい。ということでワームをローテーション。『リグデザイン』のリブリブに変更した。このワームはハンドポマードのため軟らかく喰い込みが良い。リブリブを使って沖合の流れのヨレを攻めていく。すると先程よりも少し明確なアタリ! 小気味良い引きを楽しみつつ上がってきたのはマアジだ。その後もアオアジ、アマジがポツリポツリと釣れて来た。
試行錯誤の末に上がってきたのは24cmのメアジ
更なるサイズアップを狙ってメタルジグにチェンジ。使用するのは『ルーディーズ』の魚子メタル2gだ。沖合の潮目を狙っていく。速めのリフト&フォールで誘っていくと、早速アタリ!沖合の潮目に付いているのもどうやらアオアジが大半らしい。
この日はワームやジグをローテーションしても釣果に影響が少ないと感じた。そこで、ジグヘッドを1gまで重くして、ボトム付近を丁寧に探っていく作戦に変更した。使用するワームはアジアダーだ。
沖の潮目に投げてボトムをとる。シェイクとフォールを織り交ぜながら丁寧に探っていると、待望のアタリ!先程までとは比べ物にならない重量感で上がってきたのは24cmのメアジ。個人的にはメアジはマアジよりも引くので好きな魚の一つである。その後もアジは釣れ続いたが、正午になったので納竿した。今回はマアジ、メアジ、アオアジの3種類を仕留めることができた。
やっぱりアジングは楽しい!釣りと料理をセットで
ロックショアからヒラスズキ、フラットフィッシュなどの釣りもするが、やはり“アジング”は楽しい。他の釣りにはない手軽さが魅力だと思う。簡単に釣れて、釣り味も良い。まさにゲームフィッシングのお手本のような釣りだ。
更に釣ったアジを料理して食べる。これは“アジング”を楽しむ非常に重要な要素だと思う。魚を捌くのは手間だし難しい。しかし、そこまでを含めて釣りだと考えれば、料理だって楽しくなる。私は釣った魚を自分で料理して晩酌をするのが何よりの楽しみだ。とても粋な休日である。
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