釣りビジョン

思い出の2023年秋の週末  ~アユ釣り回想会~

2023年12月13日公開

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今シーズンのアユ釣りも納竿して早1ヶ月以上が経った。ネットやテレビでもアユの姿を見る事がなくなり寂しい思いをしているアユ釣り師も多いはず?そんな中、早くも各メーカーでは来シーズンの新製品情報もチラホラと。誘惑が凄いのじゃ~!(笑)来年のアユ釣りシーズンに想いを馳せながら少し思い出を振り返ってみようと思う。

【この記事を書いたライター】SHOHEY

暖かく穏やかな風吹く秋の河原は大盛況!

澄み切った青空!なんとも気持ちの良い秋晴れの10月初旬、シーズン後半を大いに盛り上げてくれた神奈川県・相模川には多くの釣り人が集まっていた。残り少ないシーズンにアユ釣り師達は名残惜しそうに1匹、1匹のアユとのやりとりを大事に楽しんでいた。早朝オトリ屋さんに着けばオトリを求める釣り人で一杯だった。オトリ屋さんに貰ったコーヒー片手に、シーズンを振り返りアユ釣り談義にも花が咲きついつい長居してしまう。

今年の相模川は後半戦本当に素晴らしい釣果をもたらしてくれていた。さあさあ、私も早速川へレッツゴー!河原に着くと既に多くの車が!流石皆さん“出動”がお早い!焦る事ないのに焦ってしまう…川に向かう途中タモを忘れて戻ったりとこんな事を今シーズンも何度やったことか(笑)

この日は一本瀬下流のポイントへと2度目のチャレンジ。あれだけ釣果の出ているポイントにも関わらず初チャレンジ時には何故か釣れず苦戦し、相方の入れ掛かりを横目に川を放浪していた。今回はそんな失敗から色々学び仕掛けなども新調しリベンジ釣行だった。「今日はきっと釣れる!いや!釣るね」(笑)

試行錯誤で横だし泳がせ釣りがハマった~!

所々根掛かりしてしまうこのポイント。前回の失敗を踏まえポイントをチョイス!天気良し!水温良し!アユの跳ね良し!

前回水中糸を複合にしていたが今回はメタルライン!どうも前回の釣行では機敏なアユの動きに一番アユが反応していたように思えた。泳ぎの遅いオトリには反応が悪かった。そこで水抵抗の少ないメタルラインを6mと長めに取ったものを使用する事にした。群れアユが多い状況で根気よく泳がせ掛けていくのも一つだがやはり追いけのあるやる気満々のアユを掛けれると上手く次に繋げることが出来るのではないかと考えた。いざ!オトリくんよ~行け~!

アユを下流に送り、テンションに気を付けながら扇状に横だしをしながら探っていく。ラインを変えただけでも明らかにアユは良い動きをしてくれる。スイス~イ実に良い泳ぎである。早速ガツガツ!反応あり~。いつもならそこで止めて粘ってしまうが今日はそのままガンガン泳がす!するとガツガツ!しつこく追ってくるアユがいるではないか!「来い!来い!」オトリアユがグンと上流へと泳ぎ出した瞬間であった。ガッツーングイイーン!「キターーー!」何と言う気持ちの良いアタリ。この1匹は今シーズンの中でも思い出深きものとなった。

さあ、こっから!又扇状にオトリを送りこむとすぐにガッツーン!である。この日のアユは横の動きに良い反応を見せてくれる。ここからは入れ掛かりを何度も楽しめた。自分の釣りがハマって釣れると言うのはただ釣れると言うよりもずっと面白いものだ。勿論、この魚影が濃いポイントのお陰であるのだが(笑)なんともスカットいい気分。周りを見渡せばあちらこちらで竿が曲がっている。川ではアユも人も活性が上がり大いに盛り上がっていた。やっぱり釣れるって楽しいね!アユの一杯入ったずっしりとしたひきぶねは堪らないのである。日々勉強!日々工夫!の大切さを知った一日となった。

 

終盤の最強河川

それにしても解禁から渇水などで苦しい時期もあったが、このシーズン後半で素晴らしい釣果をもたらした相模川。アユ・ルアーでも素晴らしい釣果が出ていた。様々な釣法でアユ釣りを楽しむことの出来る相模川。都心からのアクセスも良い。是非、来シーズン食べて美味しい!釣って楽しいアユと遊びに川へ行こう!私も新たなアユ釣りファンとお会いできる事を楽しみに川で待っています。

沢山笑い、沢山励まし讃え合い、沢山の出会いがあり、沢山の感動を貰った今シーズン!もうアユにも友たちにも会いたい気持ちで一杯ですが、この気持ちを来年の解禁日まで温めて!では…また川で!

施設等情報

「相模川」
相模川漁業協同組合連合会
〒243-0307
愛甲郡愛川町半原914-3
046-210-3033 「相模川漁業協同組合連合会」のホームページ

施設等関連情報

「相模川」
「漁期」6月1日~10月14日及び12月1日~12月31日
年券1万2000円 日釣り券1500円(現場2500円)(中学生半額)
     
※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

この記事を書いたライター

SHOHEY
鮎にゾッコン!ずっと川に浸かっていたいと思う日々を過ごす。3~4月は渓流釣り、5~10月の休みは全てを鮎釣りに捧げ、全国各地を「鮎な夏!」で駆け巡る。主催するアウトドアの団体にて、キャンプや釣り初心者のためのイベントなども開催。
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