2024年03月17日公開
2024年3月、ブラックバス業界に海外はドイツ・ハノーバーから一足早く春風に乗り、桜舞う明るいニュースが飛び込んできた。これまでも数々のデザイン賞を受賞してきた、メガバスグループCEOの伊東由樹氏が、世界三大デザインアワードのひとつとして知られる「iFデザインアワード2024」を3年ぶりに受賞。過去、2018年から2021年にかけても受賞しており、今回で5度目の受賞となる。
「iFデザインアワード」とは
ドイツ・ハノーバーを本拠地とする「iF International Forum Design」が主催する、国際的に権威のあるデザインアワード。1953年から続く、世界で最も長い歴史を持つ独立したデザイン団体で、毎年優れたデザインを選出し「iFデザインアワード」を授与。その”iFロゴ”は、優れたデザインの証として広く世界に認知されている。製品、パッケージング、コミュニケーション、サービスデザイン、アーキテクチャ、インテリア / インテリア、プロフェッショナルコンセプト、ユーザーエクスペリエンス (UX)、ユーザーインターフェイス (UI) の 9 つの分野で構成されている。
受賞作品は、オーガニック繊維を主軸素材として構成した世界初のバスロッド「OROCHI X10」シリーズ
「OROCHI X10」シリーズ。”X10”という名前は、世界初の「1st Organic material rod 」を生み出すという意味を込めて命名された。Organic material(オーガニック マテリアル)とは、SDGsの観点から開発された「オーガニックファイバー」のこと。自然素材から採取されたセルロースミクロフィブリルを骨格とする、植物系天然繊維を特殊加工したマテリアルである。「OROCHI X10」シリーズでは、この「オーガニックファイバー」が主軸素材として構成されているため、メガバスのロッド製造過程において、CO₂排出量がカーボンファイバーロッドの20分の1まで低減しているそうだ。
「オーガニックファイバー」ブランクスの高い性能
破壊王「Destroyer」の守護神として位置付けられてきた歴代の”Orochi”の中でも、「X10」は別格の性能を持つ。
これまで強靭でトルクフルな特性を発揮してきたファイバーグラス素材を上回る引張強度を圧倒的な「軽さ」で実現。従来カーボン素材ブランクよりも軽量化に成功している。そして、特筆すべきは制振性能の高さ。ブランクの軸ブレを抑え、キャスト後にピシャリと止まり、ロッドワーク時にはラグを発生させないダイレクトな特性を発揮するという。また外部からの衝撃吸収性が高く、ロッドの保護性能も向上しているそうだ。
持続可能な高次元のフィッシングパフォーマンスを目指して生み出されたこの「OROCHI X10」シリーズ。日本を代表する「グッドデザイン賞2023」も受賞しており、今回「iFデザインアワード2024」を受賞したことで2冠達成となった。百聞は一見に如かず、是非一度使ってみてほしい。
⇒ 「OROCHI X10」シリーズの詳細情報、またラインナップをメガバス公式サイトでCheck!
⇒ メガバスグループCEO・伊東由樹氏の動画はこちらから!『釣りの革新者 Megacomplex』