2024年12月18日公開
韓国最南端の地「チェジュ島(済州島)」。黒潮の恩恵を惜しみ無く受けたフィールドは韓国有数の魚影を誇るが、特筆すべきは魚のサイズ。なんと、30kgを超える記録級のヒラマサが数多くキャッチされているらしく、そのポテンシャルは計り知れない。挑むのはメタルバスターで活躍中の沼田純一さん。人生初挑戦となった舞台で、なんと自己記録更新となるメモリアルフィッシュが登場!歴史的な瞬間に立ち会うことができたスタッフが、その興奮冷めやらぬうちに、いち早くレポートさせていただく!
日本からたった2時間!超身近な海外の楽園
チェジュ島(済州島)。韓国半島の南西に位置し、日本海、東シナ海、黄海に面する火山島。韓国を代表する〝観光地〟といった印象を持つ方が多いかと思うが、最高の〝フィッシングフィールド〟である、ということはまだあまり知られていないかもしれない・・・。
〝海外遠征〟というと時間がかかるし、わずらわしいことが多いと思われがち。だが、チェジュ島には関西国際空港から直行便が出ており、フライト時間はわずか2時間。時差はなく、気候も日本とほぼ変わらないので実は手軽に海外釣行を楽しむことができる。島内での移動手段はレンタカーがオススメ。さらに、開拓されていないエリアが豊富なので自由に動き回って自分だけのポイントを探すこともできる!
怪物の根城〝ペンシルの墓場〟
今回、チェジュ島の釣りにチャレンジするのは、釣りビジョンの番組『メタルバスター』でもおなじみの沼田純一さん。船からのキャスティングゲームがチェジュ島の開幕戦となった。
当日は1週間で水温が4度下がり15度台に。極端な水温低下の影響で魚の活性が低いことが予想されたが、そんな心配を打ち破るかのように、水面を割る豪快な水しぶきが・・・!惜しくもフッキングには至らなかったが、船長によれば「ここは“ペンシルの墓場”と呼ばれているんだよ」とのこと。大型のヒット率は高いものの、たちまち根に潜られラインを切られてしまうため、いつしかそう呼ばれるようになったそうだ。
魚の反応があったのはプロトタイプのダイビングペンシル240mm。このルアーで引き続きサーチしていくと・・・再び大きな水しぶきが!そして、ドラグが悲鳴を上げる!
悲願達成!?壮絶な磯際の攻防
チェジュ島で、2つのジャンルの釣りを展開した沼田さん。船からのキャスティングゲームに引き続き楽しんだのはロックショアゲーム。これは沼田さんが最も得意としているジャンルの釣りであり、前述した『メタルバスター』でも様々な青物たちとの死闘を何度も繰り広げている。2024年で10年目を迎える人気番組であるが、いまだ10kgオーバーのヒラマサをキャッチすることができておらず、実のところ、今回の釣行に賭ける思いは強かった。
薄暗い中、釣りを開始すると、なんと一投目から巨大な水しぶきが!ヒットには至らなかったが、その後も毎投のようにターゲットのチェイスがある状況。その魚影の濃さに沼田さんも衝撃を受けていたが、特に驚かされたのはそのサイズ。冷静沈着な沼田さんも「これは熱くなるね!」と、真冬だというのに防寒着を脱いで興奮気味。そして、スタッフが固唾を呑んで見守るなか、ついにその瞬間が!
自己記録更新となった巨大ヒラマサとの壮絶なファイトは釣りビジョンの公式YouTubeチャンネルにて公開中!
こちらのページ下段から閲覧可能なので、ぜひチェックしていただきたい!
【動画】韓国チェジュ島の巨大ヒラマサにエキスパート・沼田純一がチャレンジ!