釣りビジョン

最強寒波でもヘッチャラ?シロモッチが串本町出雲エリアを攻略!

2025年03月21日公開

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磯釣り界のポップスター、シロモッチこと城本尚史さんが出演する釣りビジョンの『楽釣楽磯宣言』。取材は「フィッシングショーOSAKA 2025」が開催された直後の2月初旬。今季最強寒波が襲来する中、和歌山県串本町の出雲エリアで、シーズン真っ只中の寒グレを狙った。

『楽釣楽磯宣言』初の〝出雲エリア〟には釣りをする前から驚かされた!

ロケ前週のこと。ニュースを見ていたら「来週は今季最強・最長の寒波が襲来。列島各地で厳しい寒さとなり、警戒が必要です」。ロケは大丈夫なのか!?慌ててシロモッチと連絡を取る。

シロモッチ「風裏があるから大丈夫や!」

シロモッチがそういうならと、最強寒波の中、ロケをする覚悟を決めた。串本町は紀伊半島の南端に位置し、複雑な海岸線と山がちな地形を有している。出雲エリアはその南東側に位置しているため、北西から季節風が吹いても、山に遮られ、直接的な影響を受けにくいとされる。が、現地までの道中は風が強く、遠くの海は白波が立っている。本当に大丈夫なんだろうか。

一抹の不安を感じる中、現地に到着。ロケ車から一歩二歩と歩いてみる。「あれ、おかしいな、風を感じない」。さらに数歩、歩いてみる。「いや、本当に風がない!」。道中の荒れ具合が嘘かのように、全く風がない!さすがに磯の上ではここまでとはいかないだろうが、「こんなことある!?」というくらい、出雲エリアは見事に〝風裏〟だった。

寒グレ攻略のカギは○○

最強・最長寒波が列島を襲う中での出船。撮影初日は「武八」という磯に上がった。「実は再撮影も覚悟している」というシロモッチ。1投目からイサキがヒットし、ほっと一安心。このまま続けるかと思いきや、2投目を投げる前に、地形と潮の流れから早くも釣座の移動を検討しだす。そして数投後、本当にやや右へ釣座を移動すると、狙い通りグレをヒット!残念ながら痛恨のバラシとなったが「絶対グレやと思う。今の大きいで、60・・・(笑)」。60というサイズはさておき、釣座移動の決断の速さ、狙い通り魚をかけるところはさすがである。

しかし、その後は反応なし。風とサラシ、ウネリもあって仕掛けが上手く入らないようで、イサキを釣った元の釣座付近へ戻る。〝仕掛けがきっちり入るところを探す〟ことがポイントだという。その言葉通り、しっかりと仕掛けを流していき、30cmから40cmのメジナを釣り上げていく。

昼食後には、どっしりとしたフォルムで風に強い、釣武者の新しいウキ「鬼馬ウキ改」を披露。想定以上の大物も出現する最新回、ラストまで見逃せない内容となっている!

 

出雲エリアで「釣武者」初となるファンフェスタ開催!

磯釣りが盛んな出雲エリアではイベントや大会も開催されている。ロケの1週間後には、ロケでお世話になった谷口渡船、そして小川渡船協力のもと「釣武者ファンフェスタ出雲の陣」が開催されたそうだ。意外にも、釣武者では初となるファンイベントで、告知・募集の時から磯釣り界隈では大きな注目を集めていた。応募者多数のため抽選となったそうで、上物部門が92名、底物部門が16名と、計108名のアングラーが当選。参加者の中には、東京都や石川県、高知県など、遠方から来られたアングラーもいたとのことで、その人気の高さがうかがえる。イベント当日は、ロケ時とは打って変わって、これぞ晴天と言わんばかりの晴れ模様。しかし、参加者の皆さんにとっては、釣りづらいベタ凪の1日となったようだ。兎にも角にも大盛況のうちに終わった今イベント、今後も釣武者ファンイベントには注目だ!

施設等情報

和歌山県出雲崎港『谷口渡船』
〒649-3501 和歌山県東牟婁郡串本町 出雲崎港
TEL:090-5360-9401
定休日:なし 谷口渡船ホームページ

施設等関連情報

料金:大人5000円
出船時間:日の出~15時まで
※詳細は要確認。電話は~20時まで
     
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