あい川丸・神奈川県金沢八景
リレー船で楽しむLT・アジ&シロギス!!
この時期、ウエア選択も大事
出掛けたのは4月16日(土)。早朝6時、釣り人で賑う桟橋でもひときわ元気な女将・相川優子さんと相川和万船長が笑顔で出迎えてくれた。今の季節、厚手の上着を着るかどうか悩む。しかし、気温は高くても海上は意外と風が冷たかったりする。暑ければ脱げばいいので、迷ったらやはり厚着することだ。アジ釣りからスタート
定刻の7時半に出船。釣り場は航程15分の真沖(金沢八景沖)。前半戦はアジ釣りからスタート。ここでは常に30号の軽いビシを使った“LT(ライトタックル)”で釣るのが特徴。釣り場の水深も浅いので電動リールは不要。《アジの釣り方は2010・10・15号に詳しく掲載》
「はい!タナは底から1~2m位でやってみて」と船長から合図。水深は27m。しかし、アタリは全くない。船長はすぐに移動。そして3度目の小移動で活発なアタリを捕えた。船中でバタバタと中型アジが釣れ出した。水深は37m。「ちょっと深くて申し訳ないが…」と、船長としては不本意な水深のようだ。アジは適度な濁り潮が良く潮が澄むと極端に食いが悪くなる。この日の風(南西風10m)では、八景沖は澄み潮になってしまうので、深場に移動したと後で船長が明かしてくれた。その後もコンスタントに良型アジが釣れ続き、皆十分な“お土産”を確保した11時過ぎにアジ釣りは終了。後半のシロギス釣りに移行した。
テンビン?胴突き?お好みで!
アジの釣り場からシロギスの釣り場までは10分程。シロギス釣りもアジ釣りと同じ道具で問題はないが、出来れば専用タックルがいい。船宿で無料レンタルタックルを完備しているので、まずはそれを利用るすればいい。仕掛けは、オモリ15号にテンビン仕掛けが一般的だが、船長がビギナーにお勧めするのは胴突き1本バリ仕掛け。テンビン仕掛けに比べ圧倒的に絡みにくいからだろう。
シロギスは大型中心!
シロギス釣りは開始直後から絶好調。数もさることながら20cmを超える大型も数多く交じり船上は大いに盛り上がった。しかし、冷静に状況を見ていた船長は「小型も餌を突いてるよ。小まめに餌をチェックして下さいね」とアドバイス。私もここで竿を出した。ちょい投げし、底を感じながらズル引くと、ブルブルッ!と明確なアタリ。竿を立て、軽くスウィープにアワせるとガガガッと意外に強い引き…。釣れて来たのは20cmを超えるグッドサイズ。そして連発!これで女将さんに頼む料理用の確保が出来た。結局、後半戦のシロギス釣りも皆順調に釣れ続き、2時半の沖上がり時間を迎えた。
「これだけの数と大小サイズが入り交じっている所を見ると、今年のキスはアタリ年かも」と船長。
(鈴木 恭介)
今回利用した釣り船 |
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神奈川県金沢八景『あい川丸』 〒236-0028 神奈川横浜市金沢区洲崎町23-6-201 TEL:045-786-9700 定休日:毎週木曜日 詳細情報(釣りビジョン) あい川丸ホームページ |
出船データ |
乗船料金:8000円(イワシミンチ、青イソメ、氷付) 出船7時30分~沖上がり14時30分 |