2022年03月02日公開
コロナ禍もあり、子供達も中々遊びに行くことができない状況が続いている。そこで、子供のストレス解消も兼ねて、乗っ込み本番間近のチヌ(クロダイ)と、延べ竿で釣れる魚を求めて長崎県・北九十九島へ釣り仲間と出掛けた。
磯上がり完了
子供を早朝から起こし、眠たい目を擦りながら朝5時ごろ北九十九島に向けて出発。子供は初めての瀬渡しでの釣行ということで、到着するまでワクワクソワソワで会話も弾み、朝8時ごろに『石井釣センター』に到着。仲間も合流して早速準備を済ませて出船。しかし、天気は良いが北寄りの風が強い模様で大人3人、子供2人が足場もよく、ゆっくりと釣れる場所が数か所しかない状況。
数か所を見回り、降り立ったのは高島のワンド奥の左側にあるクジラという磯。まずは子供を下ろして無事に磯上がり完了、人生初の瀬渡しということで大興奮だった。
早速、良型のアラカブゲット!
早速、子供に魚を釣らせるべく、延べ竿に道糸、ハリス、玉ウキ、ハリをセット。釣り場は、竿1本先程までは水深2~3mだが、その先からは急激なカケ上がりになっていて水深が浅い範囲を子供達に釣らせることにした。
まず何が出てくるかと足元に撒き餌を打ったが生命反応がない状況。しかし、子供はワクワク状態で待つことが出来ず、加工餌で第1投。すると、仕掛けが馴染み、底付近に付け餌が到達すると、基礎石の隙間からアラカブが出てきてひと口でパクリ。ウキが勢いよく海中に引き込まれた。
子供が合わせを入れるといい感じの引きで、雄叫びを上げながら振り上げて取り込んだのは良型のアラカブ(カサゴ)。その後も子供2人で次々にアラカブを釣り上げ、子供たちは大満足。
チヌ釣り開始!
子供たちが満足したところで“大人組”もチヌ釣りを開始。
竿4本ほど先をポイントに設定して、仕掛けを作りながら合間に撒き餌を入れていった。しかし、時間だけが経過。付け餌も全く触らない状況で、潮もふらふらと安定せずに的が絞れない感じだったが、潮が良い感じで左に出た瞬間、前触れもなく同行の桑原君にいきなりヒット。良い感じの引き、取り込んだのは40cm級のキビレ。「よ~し、これから」と思ったが、その後は沈黙。
しかし、夕方のゴールデンタイムだったので諦めず仕掛けを打ち返し集中していると、またしても潮が重くなり、「良い感じ」と思った瞬間、再度桑原君が会心の合わせ。今度も“本命”独特の引きが伝わり、ゆっくりと沖で浮かせてタモに取り込んだのは45cm級のチヌだった。
乗っ込み本番はこれから!
例年この時期であれば、乗っ込みのチヌが最盛期なのだが、今年は若干遅れている感じ。乗っ込みに入っている個体もいれば、今からといった感じのモノも見かけられた。これから大いに期待出来そうだ。また、子供連れでも安心な九十九島の磯、家族との良い思い出を作りに出掛けてもいいだろう。
施設等情報
施設等関連情報
車:西九州自動車道・佐々ICから約10分