2022年07月29日公開
7月中旬、群馬県の神流湖で開催された神流湖チャプター第4戦に出場してきた内容をお伝えする。神流湖チャプターとはNBCが主催し、4月~9月の期間内に年間5戦予定されているトーナメントで、25年の歴史を持つ。ルールを簡単に説明すると、7時~13時の時間内に全長25cm以上のブラックバスをルアーで釣り、3匹の総重量で参加選手と競うという試合だ。ローカルトーナメントではあるが、たった25cmの魚であっても釣れた時には手が震える程の嬉しさを感じられる。そんな、プライベートとは別物の違った緊張感を味わいながら私は楽しんでいる。
前日までの大雨の影響で状況変化はあったのか?
金曜日・土曜日と連日土砂降りに見舞われながら練習。でも、試合当日の朝方には雨がやみ、曇りとなった。雨が降ったお陰で、湖水には若干濁りが生じてステインウォーターになっていたので、これは魚からルアーを見切られにくいプラス要素と判断。しかし、少し気になるのが水温。金曜日から3度も下がって24度になっていた。これは魚からすると適水温なので、で動きやすく、回遊傾向が強くなっていると感じた。
魚影が濃い下流域をエリア選択!
時期的なセオリーからサマーパターンに切り替わっているタイミングなので、水通しがいいエリアを選択。練習日に釣った感触では、水通しのいいエリアであれば全域で釣れていた。その中でも下流域は魚影が濃く、時に連続ヒットする事もあって、個人的に釣りやすいと感じていた。これをふまえ、試合当日は琴平橋から下流をメインエリアとし、魚の回遊傾向が強いと判断していたため、数投して反応がなかったらエリア移動を重ねていく作戦にした。
果たして練習の成果・作戦通りいくのか?
今回は37名が参戦。受付・全体ミーティングを済ませ、全員の安全を祈り、トーナメント開始。各選手、ファーストポイントを目指していった。釣り上手な人が集まっているので、勿論エリアが被るのは当たり前なのだが、今回は運よくビックフィッシュを狙えるインレット周辺の浮桟橋に入る事ができた。そして、意中のビックフィッシュも居そうな雰囲気。まずはハスを狙っているビックフィッシュに対して、中型スイムベイトで狙ってみる事にした。ファーストキャストが一番釣れる確率が高いのだが、緊張から狙ったスポットから少し外れてしまう。次のキャストに備えようとすぐにルアーを回収すると、45cm程のバスがルアーを追っかけて、私を見るなり桟橋奥に戻ってしまった。「勿体ないな~」と感じながらもまだ別の魚がいると判断した。次にエビを狙っているアベレージサイズに対して1.8gのスモラバをミドストしてアプローチしていくと、1本目のアベレージサイズをキャッチする事に成功。ここで心も落ち着き、キャストも決まる様になってきた。その後はエリア移動を重ねていき、アベレージサイズを3匹揃える事ができた。
結果1649gで6位。表彰式で上位の方のエリア選択・釣り方を聞いてみると、エリアは合っていたが釣り方が違っていたのを知ることができたので、また一つ勉強になった。
施設等情報
施設等関連情報
■営業:無休、7:00~16:00(平日)、6:00~17:00(土日祝)
■料金:日釣り券:1,000円、年券:5,500円
・ローボート:1人2,000円、2人2,500円、3人3,000円、エンジン付きボート1万円
・レンタル:「フットコン」バッテリー込み4,000円、バッテリーのみ2,000円
・持ち込みボートスロープ代(湖面ルール:エンジン付き4ストのみ利用可能)カヌー1,000円/日、小型ボート2,000円/日、中型ボート3,000円/日