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長崎県平戸市・宮ノ浦:日本最西端の港町でアオリ&グレを満喫!

2022年12月24日公開

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日本最西端の港町、長崎県平戸市・宮ノ浦。12月に入り、グレ(メジナ)の釣果が聞かれ始めたので、クラブのメンバーと良型グレを求めて、「午前アオリイカ→午後グレ」のいつもの贅沢プランで釣行計画を立てて出掛けた。

【この記事を書いたライター】宮原 浩

午前中、北西強風の中、波止でアオリイカを狙う

前日の予報では北西の強風、波も高い状況との事で、朝6時30分に出船した。この時期は上げ潮、シケ模様の場合は潮が下げるまでアオリイカを釣り、後半はグレ釣りに移行するパターンを皆で楽しんでいる。今回は安全を考慮して高島の波止に上がった。
到着する頃には夜も明けて来ていたので、先ずは仲間3人とエギングをスタート。この波止は人があまり上がらない穴場的存在で、アオリイカがいればすぐに反応してくれ、数釣りが期待出来る釣り場だ。
やはり早速、竹内さんにコロッケサイズ、富田君にも続けて同クラスがヒット。そして、それまで沈黙していた中尾君にはよいサイズが来てくれた。その後、仲間3人で4杯追加したが、私だけは無念のノーヒットとなってしまった。

潮が下げ始めた昼頃から沖磯でグレ狙い

昼頃(正午過ぎ)から潮が下げて来たが、あまりの強風に上がる所がほとんどなく、尾上島の東に上がる事にした。まだ、上げ潮が走っている状況で、釣り座も海上に出て来ていなかったので安全が確保されるまでの間、皆で釣り談義。
1時間後、釣りが出来る状況になり、思い思いの釣り座に入り、メインのグレ釣りを開始した。すると早速、竹内さんが25cmクラスのクチブトグレを釣り上げ、右隣にいた富田君にもいい感じの引きが来て、30cmクラスのクチブトを釣り上げた。しかし、下げ潮が入ってくると付け餌が急に残りだして大苦戦となった。
その後、右流れの潮が若干緩むようになるとアタリが出始めたが、小型のイサキで嫌な雰囲気に…。しかし、一番右で釣っていた中尾君に、久々の“本命”と思われるアタリが来て、ナイスプロポーションのクチブトを取り込んだ。

 

納竿直前に納得サイズのオナガがヒット!

その後、下げ潮が本格的に左方向に動き出してよい状況だと思っていると、左側で竿を出していた竹内さんに“激震”。今までにない竿の曲がりで、数回の突っ込みを交わしてタモに取り込まれたのは、素晴らしいサイズのクチブトだった。
しかし、この状況も永くは続かず、潮が“あて潮”になり、状況は段々と厳しくなって来たが、納竿1時間前に潮が若干緩くなった。すると、富田君に25cmクラスのクチブトがヒットして来た。
そこで、「もしかして…」と思い、私は竿2本分先に仕掛けを投入して、仕掛けが馴染む位に撒き餌を潮上に入れた。数秒後、ウキが一気に海中に消え、合わせると同時に今までにない引きが来た。慎重にゆっくり浮かせて魚を確認するとオナガグレで、数回の突っ込みを交わして取り込んだ。40cmには足りなかったが、嬉しい綺麗なオナガグレで、この魚を最後に納竿した。

無理せず楽しい釣りを!!

これからの季節は北西風が吹き、中々A級釣り場と言われる場所には上がることが厳しくなって来る。しかし、ナギに恵まれ、上がることが出来れば、数、型共に満足できるような“本命”に出会えると思う。
年末を迎え、シケ模様の日並みも多くなって来たので、決して無理はせずに船長の指示に従って、楽しい釣りを満喫して頂きたい。

施設等情報

■丸銀釣りセンター
TEL:0950-29-1006 丸銀釣りセンターホームページ

施設等関連情報

渡船:4,500~6,500円(エリアによって金額が違う) 
駐車料金:300円
     
※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

この記事を書いたライター

宮原 浩
クロのシーズンには長崎県平戸宮ノ浦、五島列島、チヌのシーズンには九十九島、鷹島に釣行。トーナメントにも参加しているが、近年は大型の尾長釣りにはまっている。がまかつ、サンライン、釣研フィールドテスター、マルキユーフィールドスタッフ。主な入賞歴は「第1回 マルキユーM-1カップ全国チヌ釣り選手権大会」準優勝、「第3回 マルキユーM-1カップ全国グレ釣り選手権大会」優勝、「第25回WFGグレ世界大会」3位。
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