2023年03月20日公開
キープキャスト会場では、ド派手なバスボートをズラリと並べたブースが、強烈な存在感を放っていた。SDGマリン、今や日米のバスフィッシングシーンを席巻する巨大バスボートディーラーだ。昨年からSDGマリンのスタッフとして辣腕を振るう「マイケル」こと野村英之さんに話をうかがった。
日本のバスボートシーンをけん引するSDGマリン
「ケイマス、チャージャー、ベクサス、バスキャット、そして今年からスキーターが加わりました!」
マイケルさんに、現在SDGマリンが正規代理店を務めるバスボートのブランドを尋ねたら、こんな答が返ってきた。それにしても5ブランドとは! SDGマリンの勢いはますます加速している印象だ。ボートだけではなく、会場にはリチウムバッテリーやジャックプレートなど、様々なボート関連商品も所狭しと並んでいた。その中からマイケルさんが最初に指差したボートは、ケイマスCX19。
「このパワーポールのラッピングが施されたケイマスCX19は、パワーポールのオフィシャル艇で、日本には一艇しかありません。今期は野村俊介さんがJBトップ50で使用する予定です」
長身の野村俊介さんが、このラッピングのボートに乗ったら、湖のどこにいても目立ちそうだ。次にマイケルさんは、青いバスボートのガンネルに手を置いた。
「こちらのチャージャー203エリートは、まだ世界に一艇しかないモデルなんですよ」
日本に一艇の次は世界に一艇のボート。かつてチャンピオンで製造していた名作「203エリート」をベースに、最新型のエンジンやパワーポールなどにアジャストさせたチャージャーボートのニューモデルになる。キープキャスト展示を目指して組み上げてきたので、本当に唯一無二の存在といえるだろう。いつかはこんなバスボートのオーナーになりたい……と、夢見た人は少なくないはず。
施設等情報
施設等関連情報
■会期
2023年3月11日(土) 9:00~17:00
2023年3月12日(日) 9:00~17:00
■会場
ボートメッセなごや 第3展示館
愛知県名古屋市港区金城ふ頭2-2
この記事を書いたライター
YouTubeチャンネル「ヨコテツ」も、ささやかに継続中だ。