北海道・寿都町、弁慶岬 “冬の風物詩”ホッケ釣り!!

山の紅葉が徐々に雪で白く変わり始める頃、「今年もホッケの時期が来た!」とワクワクしながら2021年12月6日、北海道でもホッケ釣り場として有名な寿都町・弁慶岬へ車を走らせた。

ソルト
  • 北海道 弁慶岬

有名ポイントならではの展開

札幌から車で2時間半、寿都町市街地から島牧方面へ約3kmに位置する弁慶岬。冬の日本海側はシケている日が多く、特に弁慶岬は波の影響を受けやすいので中々釣りをさせてもらえない。

午前7時半頃到着。駐車場に入ると車の数が多く、有名なポイントだけに非常に混み合う。岬の上から釣り場を見下ろすとウネリがあり、やはり安全に釣りが出来るポイントは埋まっていた。ここは一旦引いて他の場所に移動しようと車に乗り込み、岩内港を目指した。

弁慶岬のシンボル

岩内港・西防波堤に移動

50分程で岩内港・西防波堤に到着。早速10ftのシーバスロッドに40gのメタルジグを付け港内に投げ込む。一般的にホッケ釣りは撒き餌をこまめに打ち込みながらマグロの切り身などの餌を付けたウキ釣りが主流だが、メタルジグを使ってのショアジギングが面白い。ボトムまで落とし込み、まずはただ巻き。水質はクリアでジグがヒラヒラとおしりを振るのが見える。次はジャークを入れる。ストップ&ゴー。反応が無い。港内がダメならと外海へ竿を振るとフォールしているジグを巻き始めた瞬間にアタリ。ググっと竿に重さがかかり、リールを巻く。が、急に軽くなった。痛恨のバラシ。その後暫く粘ったが反応無し。弁慶岬まで戻る事を決意した。

岩内港・西防波堤

潮の動き出した夕マヅメの短時間勝負!

弁慶岬に着く頃には15時を回っていた。日没が16時5分。急いで準備し、岬から釣り場を見下ろすと、お気に入りの場所が空いていた。釣り場までの崖を下る途中でウキ釣り師が釣りを切り上げ登って来る。話を聞くとさっぱり釣れなかったようだ。しかし、潮が動いている時間帯なので足早に崖を下る。

シルバーのジグを南東の風に乗せて投げる。潮の流れが早く、なかなかボトムが取りにくいが、手に伝わる僅かな感触を逃さないよう集中する。コツッとジグが底に着いた。ジャークを5回入れてテンションフォールさせる。すると、竿先が小刻みに震える。すかさずフッキング。グンッグンッと魚の反応を感じながらリールを巻く。見えた!今シーズン初ホッケ!竿のしなりを利用して磯へ抜き上げる。25cm程のスレンダーな魚体。磯に出来た小さな潮溜まりへキープ。ホッケは群れで動く回遊魚なので、群れが離れないうちにすぐに竿を振る。

私は手返しが良くなるように、ホッケ釣りに使用するジグはシングルフックに替えて、フックの返しはプライヤーで半分潰している。バラす確率は上がるが、この釣りの場合はよく入れ食いになるため、ハリを外すのに時間を取られると群れが移動していくので、なるべくスムーズに次の1投に繋げたい。

上手くやれば“カツオの1本釣り”のような要領で数を釣り上げることができる。竿を振り、先程と同じくジャーク、フォールの繰り返し。しかし、反応が無い。ならば巻きで釣る。ボトムを確認して2回ジャーク、その後は途中に軽くジャーク入れながら巻く。すると巻いている最中にアタリ。ここでアクション入れるとほぼ食いつく。2匹目は30cmを越える良型。ここから巻きの釣りで連発。しかし、アタリがたくさんあるものの、乗らない。日没の時刻も過ぎ、暗くなってきたので終了と思いながらジグをよく見るとフックが折れていた。これなら魚もかかるわけがない。早く気付いていればもっと良い釣果だっただろうと反省しながら帰り支度。結局、釣果は10尾。次回は入れ食いに期待。

今シーズンの初ホッケ
鮮度保持の為エラを落として血抜き

温かい煮付けで体も暖まる

帰宅して早速調理。捌いているとアニサキスがかなり確認できたので、寄生虫による食中毒には注意が必要。しっかり火を通して煮付けと塩焼き、ムニエルにして美味しく頂いた。

あと1週間早ければ抱卵ホッケが釣れたが、なかなか天候とタイミングが合わなくて残念。まだまだホッケは狙えるが、寒さが厳しくなるのでしっかりとした防寒対策をして挑みたい。特に指先は感覚がなくなる程に冷え切ってしまうので、チタニウムグローブがおすすめだ。勿論、股引きも忘れずに。

煮付けとムニエルで晩酌開始

施設等情報

弁慶岬
〒048-0403 北海道寿都郡寿都町字政泊町弁慶9番地

施設等関連情報

車:札幌市から160分、国道5号線(小樽経由)、国道230号線(中山峠経由)
駐車場有り、トイレ有り(冬季間閉鎖)
春はホッケ、カレイ、サクラマス、ヒラメ。夏はブリ、サバ。秋から冬はアメマス、ホッケ、カジカ。さまざまな魚種を狙える好釣場。
釣り場までは足場の悪い崖を下るので注意。

※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。

この記事を書いたライター

内村 翔太 幼少期より水生生物に興味を持ち、餌での渓流釣りを得意とする。さまざまな魚を見たい、触れたいという思いでサビキでの小物釣りから投げ釣り、ショアジギングまで幅広く。「釣ったら食べる」を優先して、北海道・道南をメインに季節ごとに釣れるおいしい魚を求めて、一年中ロッドを振り続ける。

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