1時間ほどゆっくり休み、仲間とのランチ時間を楽しんだ。いよいよ私の狙っていた3時がやって来た。釣りの準備をして今度は上流へ。相変わらず「ブルーシート前」は大混雑!ポツリポツリとアユを掛ける姿が見えた。しかし、私たちの狙いはこの“鉄板ポイント”から少しズレた上流、下流のポイントであった。“鉄板ポイント”ほど一日通して釣れるポイントではないが、時間帯により入れ掛かり、爆発的な釣果が上がる事がある。お目当てのポイントを見ると空きあり!アユのギラギラ発見!焦る心を落ち着かせて仕掛けをセットした。「さあ!オトリよ、行け~!」。1時間ほど休ませたオトリは元気に流れへと入って行った。とても小さなポイントだが、目視しただけでもかなりのアユがいそうな感じだ。強い流れの脇に差し掛かった時、今日イチのガッツーン!ギラーン!「あ~気持ちいい~」。群れアユとは思えぬアタリだ。ここから怒涛の6連チャン!息をするのも忘れてしまう程夢中になった。(笑)釣れたことも勿論だが、自分の読みが当たったことが嬉しかった。友人達も呼び、このパラダイスをみんなで分け合い、入れ掛かりを陽が暮れるまで存分に楽しんだ。そして、今日も周りを見渡すと川で最後の1人に。やりきったり!一日の動きがバッチリとハマリ、遂に来た“ゴールデンデイ”!何日も川を見続け、川に立って来たご褒美かな?場所ムラの激しい荒川ではあるが、決して“鉄板ポイント”ばかりが釣れるわけではない。小さいかもしれないがパラダイスポイントは身を潜めている。時間帯により、何でもなかったようなポイントが入れ掛かりポイントへと化ける!足を使い、目を凝らし、パラダイスポイントを見つけたその先には、入れ掛かりのゴールデンタイムが待っている!