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【コケで味が変わる!】毎年選定される日本一美味しい鮎の河川をチェック!

2024年06月08日公開

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魚は食べるエサにより、多かれ少なかれ味が変わると言われているが、鮎も生育環境により大きく味が変化する。ミネラル含有量など河川の水質、きれいさ、日照時間により、鮎が食べるコケの育ち方が違ってくることが、大きな要因のひとつとされている。つまり、河川の環境整備といった各漁業協同組合の力の入れ具合によって鮎の味にも差が出てくるわけだ。そんな鮎を全国から集め、どの河川の鮎が一番美味しいのか、品評するのが「清流めぐり利き鮎会」である。

今年で25回目を迎える「清流めぐり利き鮎会」

高知県友釣連盟が主催となり、1998年に始まった同会。途中、新型コロナウイルスの影響で2年間中止となったが、復活し今年で第25回を迎える。美味しいアユを育てた河川を表彰することで、美しい自然環境を次世代に残していこう、またその思いを広げていこう、との目的で開催されている。

では、どのようにして一番美味しい鮎、グランプリに輝く河川が選ばれるのか。利き鮎会では、全国各地の鮎を塩焼きにし、河川名を伏せた状態で食べ比べ、その味を品評する。品評は”姿” ”香り” ”ワタ” ”身” ”総合”の5つの項目で行われ、それぞれ3段階で評価される。1次審査、2次審査を経て、その年の名誉あるグランプリの河川が決定となる。

直近のグランプリはどこの河川!?

新型コロナウイルスの影響で中止されていた「清流めぐり利き鮎会」だが、2022年9月、3年振りに復活。2022年は過去に準グランプリ以上を獲得した河川に限った「選抜大会」として規模を縮小して開催され、いずれ劣らぬ美味な鮎が並ぶ中、高知県の奈半利川が初の栄冠に輝いた。

そして、昨年9月には通常規模に戻して開催。北海道の朱太川、東京都の秋川、長野県の千曲川、熊本県の川辺川をはじめ、地元の高知県から前回グランプリに輝いた奈半利川や四万十川もエントリーし、全国54河川、2,200匹を超える天然アユが集まった。そんな中、厳しい1次審査を通過し、2次審査にて岐阜県の清流、馬瀬川が見事、グランプリに輝いた。

⇒ 高橋祐次さんの岐阜県・馬瀬川攻略動画

 

グランプリ河川、準グランプリ河川を一挙にチェック!

これまでの最多グランプリ河川が、4回の受賞を果たしている岐阜県の和良川。そして、7河川と最も多くのグランプリ河川を生み出している県が高知県だ。北海道(朱太川)や岩手県(甲子川・雫石川)、山形県(寒河江川)など10都道府県が過去にグランプリ河川を輩出しているが、高知県(7河川9回受賞)と岐阜県(3河川7回受賞)がずば抜けているといってよい。

「釣りビジョンVOD」では、そんな”極上の鮎”が生息するグランプリ河川だけをセレクトした特集を組んでいる。

・「第1回清流めぐり利き鮎会」グランプリ・高知県安田川 × ダイワアングラー有岡只祐
・「第2回清流めぐり利き鮎会」グランプリ・富山県神通川 × レジェンド村田満
・「第11回清流めぐり利き鮎会」グランプリ・岐阜県長良川 × 令和最強のトーナメンター上田弘幸
・「第20回清流めぐり利き鮎会」グランプリ・愛知県振草川 × オーナーばりザイトインストラクター高橋祐次

(食味極上”名川の鮎”特集(1)より)

などなど、極上の河川はもちろん、攻略しているアングラーたちにも注目してほしい。
また、「釣りビジョンVOD」ではグランプリだけでなく「食味極上”名川”の鮎 特集(2)」として準グランプリに輝いた河川もセレクトしている。青森県赤石川、栃木県大芦川、神奈川県相模川、京都府美山川、広島県吉和川など、名だたる美味河川での釣行は必見!釣行前に攻略法やポイント、鮎の美しさを動画でチェックし、河川に足を運び、9月に開催されるであろう「第25回清流めぐり利き鮎会」を楽しみにしてほしい。和良川のV5があるのか、はたまた初の栄冠に輝く河川が生まれるのか!?

⇒ グランプリ河川をセレクト!「釣りビジョンVOD」食味極上”名川の鮎”特集(1)を見てみる
⇒ 準グランプリ河川をセレクト!「釣りビジョンVOD」食味極上”名川の鮎”特集(2)を見てみる
⇒ 井川弘二郎さんの岐阜県・和良川攻略動画

※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

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