釣りビジョン

【この動画は観るべき!】屋久島で記録更新チャレンジ!泳がせ釣りで夢の大物に挑む

2025年01月10日公開

1298_main

松田竜也さんが、屋久島で自身のカンパチ記録更新に挑む完全ドキュメント『オフショアレボリューションNEXT 記録記録大記録!屋久島の泳がせ釣り』。ともに釣行するのはレジェンド、高橋哲也さん。松田さんのこれまでのカンパチ記録は25kg。つまり今回、30kgクラスのカンパチを目指しているわけだが、内容としては、カンパチあり、アラあり、GTあり、さらにはハンマーヘッドシャークまでと、かなり見応えのある作品となっている。記録更新のドキドキ感、2人のゆる~い空気感、そして大どんでん返しの結末をぜひご覧いただきたい。

 

屋久島サイコー!

泳がせ釣りからスタートするかと思いきや、泳がせのエサとするムロアジ釣りからスタート。これが私的には嬉しい誤算だった。プロによる〝ムロアジの取り込み〟が見たかったのだ。「ムロアジはバレやすく取り込みが難しい」なんて言われるがプロはどうなのだろうか、と密かに注目。すると松田さんがまさかの船べりでポロリ・・・どうやらバレやすさに素人もプロもないらしい。

そして、いよいよ30kgクラスのカンパチやアラを狙う泳がせ釣りがスタート。どんなテクニックが!?なんて期待していたら、開始早々、松田さんが「最近分かったんです、泳がせはよそ見しているぐらいがちょうどいいって」と、ミヨシに座りながら2人で大爆笑。記録更新に挑んでいながら、このゆるい空気。好きです。そうこうしているうちに、船長の「反応出てますよ!」の大きな声、そして魚探に映る「赤い壁」(魚の反応)。これは〝確定演出〟が入ったか!? とドキドキ感を煽られる。

結果的に初日からカンパチだけでなくアラまで姿をあらわし、改めて屋久島のポテンシャルに驚かされる。海中から浮かびあがってくる本命アラの水中映像、その迫力と美しさだけでも一見の価値ありだ。釣り人なら一度は行ってみたい。楽しくないわけがない。そして、屋久島まで行けば自分にも釣れる気がする!

 

止まらない〝南の島〟のポテンシャル!!

港前から始まった2日目。本命ポイントで繰り広げられる泳がせ釣りは、観ているこちらも思わず力が入ってしまう。最初に掛けたのは高橋哲也さん。本命ではないものの、ゲストのゴマフエダイは〝11.5 kg〟という日本記録クラスのビッグサイズだった!

泳がせ釣りで難しいとされる〝合わせどころ〟を見極めての豪快なフッキング、さらに〝追い合わせ〟を見せる高橋哲也さん。今にも引きずり込まれそうになるところ、体勢を立て直してロッドをキーパーに掛ける。魚をかけてからの冷静なやり取りに注目して欲しい。魚が船下に潜れば、ロッドをキーパーから外し対応する姿は流石である。海中から姿を現したのは番組史上最大というモンスター級のアラだった。こんな大きなアラを掛けて、釣りあげる映像は他ではなかなか観られないだろう。

でも思い出してほしい。私も途中から忘れてしまっていたが、この動画は「松田竜也さんが記録更新に挑む企画」だったはず。それなのに高橋さんが日本記録クラスのゴマフエダイに、番組記録更新の超大物アラまで釣りあげて・・・でも、これが釣りの面白さ。数分後には何が起こるかわからない、筋書きのないドラマである。

高橋さんが膝に乗せたアラが暴れると「もう刺されちゃえ」と松田さん。いや~、この流れ、この結果は相当悔しいだろうなあ。

サメだって楽しんじゃうマインドが素敵

最終日の高橋哲也さん。水深の浅いところにいるイソマグロやハタ、GTを楽しもうと海へ。途中、視認できたイソマグロを狙っていると、周りにハンマーヘッドシャークが。これじゃ厳しいな~なんて思っていたら、ターゲットをハンマーヘッドシャークに変える高橋さん。「うそでしょ!?サメ狙うの!?」と見ていたら、口が小さく捕食が下手なハンマーヘッドシャークを狙い通りHIT!

魚が釣れないと、ついついネガティブな気持ちになるけれど、高橋哲也さんの〝釣りを楽しむ〟姿を観ていて、改めて〝楽しむ〟ことが大事だと気付く。「釣りっていいなあ、釣りに行きたいなあ」、そう思わせてくれる動画だ。

 

※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

この記事を書いたライター

今井 寿美礼
ジャンルを問わず釣りは何でも好き。シーガーフィールドテスター、フィッシングライター&インストラクター、Shipsmastアンバサダー、つりジェンヌオブザーバー。活動を通して女性の釣りを応援、現在は黒鯛のかかり釣りに夢中。
instagram:
@8sumire/?hl=ja
このライターの他の記事も読む

その他オススメ記事

釣りビジョン倶楽部