釣りビジョン

女性や子供、初心者も大歓迎!「初めてのプルルッ」はカサゴに決定!!

2016年08月01日公開

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プルルッ! おおーっ!! きたきた!!!……小気味よいアタリと、根魚らしい下に突き刺すような引きが気持ちよいカサゴ。通年で四季折々のカサゴ釣りを楽しませてくれる神奈川県金沢八景『新修丸』さんへ行ってまいりました。今日は刺身に塩焼、煮魚もできるかしらん♪

夏突入! 数も型も気温と共に上昇中!!

各地で“海開き”を迎えた「海の日」(7月18日)の翌日。初心者の方も、ベテランさんも楽しめて、刺身、唐揚げ、あら汁、煮魚とあらゆる料理に変化する魚「カサゴ」をキャッチするため、日の出を横目にしながら期待を胸に車を走らせた。張り切り過ぎたせいか、船宿に着いたのは午前6時前……(早過ぎ!)なので景色を眺めながら優雅にタックルを用意を始めた。
準備しながらよく考えてみると、餌のカサゴ釣りをするのは初めてかも? ワームやブラー釣りはやったことがあるけれど、餌の釣りとは違うのかしら?……などと思いを馳せていると、カサゴ担当の石田和也船長登場! ご挨拶の後、カサゴ釣りが久々だということをお伝えすると、「大丈夫!釣れますよ~」と励ましてくれた。

初心者受け入れ態勢は万全!!

とても朗らかで丁寧な石井和也船長。大船長の新明正義さん、そして女将さんともに皆さんがとても優しく、初めてで分からない事、駐車場への車の誘導なども親切に教えてくださった。出船時間が近づくにつれ、お客様も次々到着。大船長と女将さんがお見送りしてくれる中、午前7時半に夢の“カサゴパラダイス”へ出船です。
朝イチのポイントは本牧沖。ここは根がキツイことから、数そして型も期待できるエリア。しかし、根がキツイと言うことは“根掛かり”も多く、ちょっとポケーッとしていようものなら、すぐにオモリが持っていかれてしまう(汗)。今回、右舷ミヨシ(船首)に座った、金沢八景が地元の遠藤晃さんは、船釣り歴27年の常連さんで、ご自分で船を所有されていたこともあるそう。さすがのロッドさばきで、初っ端から連続ヒット。
同じく右舷のトモ(船尾)に席を構えた園田繁人さんも、常連さんのお一人。今年はもう4回カサゴ船に乗っていて、そのうち2回は竿頭だったそうです。「タナが3mは変わるねぇ~(根の上と下では)」と言いながらも、根掛かりをものともせず、あれよあれよという間にバケツが赤く染まっていきます! お向かい左舷胴ノ間の鈴木英二郎さんは、トラウトやマゴチ、走水の大アジなども狙うマルチアングラー。繊細なアタリも逃さずコンスタントに魚をキャッチ。左舷のトモに乗った岡村明彦さんは、友達に船釣りへ連れていってもらい、それから釣りに行くようになった釣り歴2年生。カサゴは2回目だということでしたが、間違って持ってきたカワハギロッドが大ハマり! 連発ヒットが飛び出した。この日は大潮の好潮回りと、石井船長のエリア選択がバッチリだったお陰で、潮止まりの10時過ぎまでは好釣でした。

 

本牧沖と猿島周辺、釣り方は「動と静」

少し落ち着いたところで私も竿を出しました。さぁ、栄えある第一投目!……ガツッ……Oh!No!!!見事な根掛かり(泣)。どうにもこうにもオモリが外れず、やむなくロスト。気を取り直して第二投!ひゅるるるる……ポチャッ。ゲゲゲーッ、あまりの慌て加減にスナップを閉め忘れ、そのまま仕掛けが海底へ沈んで行きました……。さぁ、もう一投! 今度はまともにオモリが着底。それから小まめにタナを取り直し、何度かオモリを上下していると、プルルッっという感触の後、ロッドがしなる。やりましたーっ、可愛い海獣「カサゴン」ゲット! それから根のかわし方にも少し慣れて、本牧沖のポイントで3匹追加♪ しばらくするとアタリも遠のいてきたので、エリア変更で“猿島沖”へ移動です。

私には上出来の8匹ゲット!

船で走ること20分、猿島沖での釣りスタート。あれれ? オモリを底に着けるも、ここは根があるというか、カケ上がりがいくつかあるだけで、ほとんど根掛かりがありません。本牧沖のトントン釣りがまだ癖になっていて、結構頻繁に動かしてタナを取り直してみるが、アタリは全くありません。おっかしいなぁ~と首をかしげながら常連さんの所へ行って釣り方を拝見すると、今度はロッドをあまり動かさず、じらして釣る方法に変化していました。
本牧沖が“動”なら猿島沖は“静”の釣り。なるほど、そういうことか。適材適所ね。オモリを20号から30号に変更したのにも頷けました。“釣れている人のマネをしよう釣法”で、今度はチョイ投げしてからズルズル~ッと仕掛けを引いてみると、見事にハマって4匹連釣! いつもは、やっとこの1匹でしたが、今回は終わってみれば8匹ゲット。竿頭の47匹には足元にも及びませんが、楽しい釣りは幕を閉じました(喜)!

食べるの5分?!

「ねぇ、何匹釣れたの?」との息子の質問に、今回は自慢げにクーラーを開けて見せると、「うわぁ~スゴイ!」と食い入るように魚を見入っています。なんと、帰りに常連の遠藤さんから大型3匹をいただいたので、11匹を堪能できることに! 今回は刺身、あらの潮汁、焼き魚の3品。女将さんオススメの内臓も鱗も取らずに丸焼き状態の塩焼きも作ってみました。味がギュッと濃縮されて水分が飛ばず、ホコホコの仕上がりになりましたヨ。
食事の支度が全て整い、椅子に座ったとたん(@_@)ビックリ!お刺身が3分の1になっていて息子から「おかわりないの~?」。釣るまで○×時間、食べるのは5分……でもいっか、美味しい証拠だものねっ。初心者にも簡単に釣れ、そして数、型を追及すると、とてもテクニカルになるカサゴ。大きな口でアタックしてくるそのアタリは、何度味わっても楽しいの一言です!
この夏休み、みなさんで“プルルン体験”いかがですか?!

今回利用した釣り船

神奈川県金沢八景『新修丸』
〒236-0025 神奈川県横浜市金沢区野島町10
TEL:045-784-2636
定休日:木曜日 釣果・施設情報 新修丸ホームページ

出船データ

カサゴ乗合船
出船時間:7時30分~14時半沖上がり
乗船料金:8,700円(氷、餌付き)※平日500円割引実施中、女性・中学生以下も割引有り
レンタルタックル:500円
     
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