釣りビジョン

千葉・洲崎沖が熱い!ヤリイカ爆釣!束釣り連発!!

2018年03月15日公開

03_main.jpg

千葉県・洲崎沖にヤリイカの大群がやって来た。猫の目のような春先の天候の中、竿さえ出せればシケの後だろうと関係ないとばかりに連日の束釣り(100杯以上)情報。強風の谷間の7日、千葉県・勝山港『利八丸』に“爆釣”を経験しに出掛けた。

風もウネリもなんのその

午前6時に出船。5時前に到着した時には、予約済の18人全員が到着していた。当日は冬の寒さが戻り、北風の予報、海上もウネリが予想されていた。『利八丸』看板前で受け付けを済ませ、「第一利八丸」は定刻通りに出船した。

旋回、投入、多点掛け!!

航程約1時間の館山沖。ウネリ約3m、北風10mのヘビーコンディション、釣り場到着と同時に飛沫が顔に掛かった。7時15分、潮の流れの確認も兼ねてスタート。「水深220m、下から20m」のアナウンス。船中アタリ無し、直ぐに旋回、「水深190m、同じく下から20m」で再スタートすると、右舷で連続してアタリが出てヤリイカが釣れ出した。強風と流れの為、「1流し、1投入」で直ぐに旋回、3投目で船中で多点掛け連発、次々にバケツに大型ヤリイカが収まり出す。私にもアタリが来た。オモリ着底後、糸フケを取るとアタリ。状況がまだ判らないので、基本通りの釣り方でアタリが出ると小さく合わせて、その後リールを1巻き-を繰り返し、重量感を感じた所で電動リールのスイッチON。巻上げ速度を全開の1/2でゴリゴリ、グイグイ巻くが、イカの重量とウネリの上下で竿先が引き込まれる時もある。「重い!」。最初のアタリでなんとヤリイカ6点掛け、サイズも大型。次も5点掛け、噂通りの群れの濃さ。船中多点掛けのラッシュ、こんなヤリイカ釣りを経験できるとは堪りません。

 

欲につられて基本を忘れる

船中“爆釣”の中、自分だけ単発や2点掛けが続いたのでベテランの釣り方を拝見すると、誘いがソフトで誘い幅も小さい。ウネリが有るので、大きく急な誘いは不要なのだ。ついつい熱くなってハードに竿を動かしている事に気が付いた。上乗りさんに聞くと、「ヤリイカはソフトに誘う事」と言われた。潮が速く「1投入、旋回」だが、10時30分位まで船中“爆釣”が続き、ベテランはどんどん数を伸ばして行く。それも大型が多く、半分はイカヅノ3本並びより大きいサイズ、カンナを伸ばされる事も数回あった。
11時過ぎからは着底、即乗りは少なくなり、誘いながらアタリダナを探す釣り方で追釣。魚探の反応は底から20mと何処でも同じだった。午後1時30分に終了、竿頭108杯と噂通りの絶好調!寒さを忘れる強烈な一日だった。

船長に聞く

「今シーズンは絶好調が続いています。水深は190~220m前後、底から20m位に反応が続いていますね。上方(底から20m位)でアタリを取ると単発になるので、アタリがあっても底まで落とした方が、多点掛けが期待できます。ソフトに誘う事が最大のコツ。5月上旬までは狙えそうな状況。今年はチャンス大です」と嬉しい話。
オモリは150号で統一だが、乗船者が多いのでオマツリは避けられない。仕掛けを沢山準備して、オマツリをしたら解くより交換した方が早い。ツノは11cm、当日はカラー、形状での乗りの違いはなかった。超ビギナーでも今年はイカ釣り入門の絶好のチャンス!直ぐに予約を。

今回利用した釣り船

千葉県勝山港『利八丸』
〒299-2117 千葉県安房郡鋸南町勝山471-7
TEL:090-2526-3837
定休日:なし 釣果・施設情報 利八丸 ホームページ

出船データ

≪乗合≫ ヤリイカ
料金:1万円(氷付き) 6時出船、沖上がり午後1時30分 割引券有り
生かしイカ ビニール袋詰め有り。別途料金
予約乗合ではないが、事前に電話確認が必要
※別船アマダイ船有り
     
※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

その他オススメ記事

釣りビジョン倶楽部