2022年01月31日公開
青森県には「メバル御膳」と呼ばれる“定食”があるように、メバルが有名である。特に冬にかけては数、サイズともにアップした“尺メバル(30cmオーバー)”が狙える。今回は青森県のほぼ中央に位置する夏泊半島での“メバリング”を紹介しよう。
極寒のライトゲーム
メバル釣りといえばナイトゲームだが、青森県の冬は陽が落ちると寒さが一段と厳しくなる。釣行日の気温はマイナス1℃で西風も強く、防波堤を乗りこえてくるような荒れ模様だった。しかし、漁港内は比較的静かで、なんとか釣りが出来た。18時に漁港に到着し、2gのジグヘッドにワームを付けてスタートした。この日は、小潮回りだったが上げ潮のタイミングと強風でジグが流されて、ボトムまではカウント60~70でやっと着底した。表層や中層には魚の気配はなく、ノーバイトだった。ボトムで、ようやくバイトがあり、ファーストバイトは20cm級のメバルだった。ここからはアベレージ20cm前後のメバルが入れ喰い状態。1キャスト1キャッチの爆釣となった。
ボトムのスローリトリーブがポイント
ワームの種類やカラーは、特に関係なくボトムから離さなければメバルがヒットしてきた。ボトムから離すとガヤ(カサゴ)が掛かり、メバルが釣れなくなる。また、リフト&フォールだとメバルがヒットせず、スローリトリーブまたはストップ&ゴーの巻き始めのタイミングで、メバルがヒットしてきた。
“尺メバル”にはまだ早い!?
今回釣れたのは、18~22cmのメバルだったが、この時期にしては体高もあり、パワフルな引きを堪能出来た。青森のメバルは、これからが本格的なシーズンを迎える。今後も“尺メバル”を目指して釣行していきたい。
この記事を書いたライター
田端 正樹
青森県内、どこでも釣りに出かけている。シーバスフィッシングをメインに、ショアジギングからアジングやトラウトまで。餌釣りも楽しむ。皆さんの釣りに役立つ記事を執筆していきたい。