2022年06月14日公開
“トラウトキング選手権”の会場としても知られる静岡県御殿場市『東山湖フィッシングエリア』に出掛けた。ここはエリアトラウトに熱い情熱を傾けるアングラー達が頂点を競う大会なども頻繁に行われている湖であり、実に人気の高いフィールドである。
いろいろな楽しみ方が出来る!
ここは足場も良く、料金は5つの部類に分かれている。一日券を5,500円で購入すれば朝5時から夜8時まで楽しむことが出来る。その他にA券、B券、午後券、3時間券があり、誰もが気軽に釣りが出来るシステムになっている。また、レンタルタックルも準備されているが、数に限りがあるので事前の電話確認を忘れずに。
今回は少し遅めの昼過ぎからスタート。B券を購入した。平日のためかアングラーも少なく、足場もよいところに入る事が出来た。
重めのスプーンでニジマスがヒット!
受け付けを済ませ、石碑前の周辺からスタート。まずは4.8gの重めのスプーンを使って表層、中層、底付近をトレースしたが不発。その後、クランクやバイブレーション等のプラグを使い、波動や速めのアクションで攻略出来るのではと思って模索したが厳しい時間が続き、桟橋中央前に移動した。ここは水深が少し深く、魚が底付近に固まっているのではないかと思い、再度、重めのスプーンを7秒程カウントして巻き始めたところでラインに変化。鋭くフッキングを入れると上がって来たのは小型のニジマス。その後同じコースをトレース、同サイズのニジマスが釣れた。即座に小型の専用ハリ外しを使ってリリース。
同行のビキナーにも良型ニジマス
その後、最近話題になっているフェザージグを使い、中層付近をゆっくりとリトリーブ。ラインでアタリをとっていると、思った以上にバイトしてくる。サイズは小さいながらもバイトを拾うことが出来、楽しめるサイズが顔を見せてくれた。すると、それを見ていた同行のビキナーが「そのルアー使ってみたい」。「ゆっくり魚のいる層にトレースして」と助言すると、直ぐにヒット。数分前に「ビキナーが大きいサイズを釣り上げたりするんだよね~」と言っていた矢先の出来事だった。魚を掛けて少し焦る同行者と、何とか釣ってほしいと気持ちが焦る私。無事にネットインした魚は、卵?を持った良い型のニジマスだった。
ビキナー問わず経験値アップすることが出来るフィールド
エリアトラウトの奥深さは、ルアーの動きの変化、リトリーブスピード、フックの形状などを意識しながら釣りを行う事で、より数が伸びる事を実感出来る事だ。私自身はオフショアの釣りが多いのだが、一見手軽な釣りと考えられがちなエリアトラウトが、実は奥が深い釣りで、経験を積むことで、よりオフショアの面でも活かせるのではないかとも感じている。
施設等情報
施設等関連情報
■車:東名自動車道・御殿場ICから約2分
※駐車場:250台(無料)
■料金:1日券 5:00~20:00(12月1日~2月末日の販売なし) 5,500円
※1日券以外に「3時間券」「午後券」などの料金プランあり。詳しくは、『東山湖フィッシングエリア』ホームページを参照
※釣法:ルアー・フライのみ(ルアー・フライ専用ロッドを使用)